初夏の砂浜ビーチBBQと遠いシャワー棟
心地よい潮風が吹く6月の午後3時前、私は広い砂浜沿いのバーベキューエリアにいた。気温は25度と高めで、炭火の熱気もあって汗ばむような暑さだった。 最初の異変は、焼き肉を食べ終えて片付けを始めた直後の、下腹部を雑巾のように激しく絞られるような突然の便意だった。 「管理用のシャワー棟まであと15分……それまで持ってくれ」 そう自分に言い聞かせて重い荷物を運んだが、直前に冷やした缶ビールを飲みすぎたことが、冷え切った胃腸に完全に仇となった。
砂浜は日差しを遮るものがなく、最も近いトイレは遙か遠くのシャワー棟にしかない。その広大な砂浜という物理的な檻が、私の便意をさらに加速させた。 最初はお腹をさすってやり過ごそうとしたが、無情にも第ニ波の朝(激しい)便意が下腹部を激しく襲った。 冷たい冷や汗が額からタラリと流れ、全身に鳥肌が立つのを感じる。
「ここで漏らしたら、一緒に来た友達全員に一生笑いものにされる……」 恥ずかしさと焦りから、心臓が爆発しそうなほど高鳴り始める。 ハーフパンツ of 下で、両脚をぎゅっと交差さえる(させる)ようにして括約筋を極限まで締め付けた。 お腹がゴロゴロと鳴るたび、頭が真っ白になり、一歩を踏み出すのさえ恐怖に変わる。
限界が近づく逆(つれ)に、歩くこと自体が困難になっていった。 お尻の筋肉を限界まで締めつつ、少しでも圧迫を逃がすために腰を浮かせ、身を捩る。 「神様、どうか一瞬だけでも静まってください……」 涙目で砂浜を進むが、時間は信じられないほど遅く進む。括約筋が悲鳴を上げ、決壊寸前の水門のように今にも熱いものが漏れ出しそうだった。
ついに我慢の限界を悟り、私はビーチの端にある高い防砂林の影へと滑り込んだ。 周囲の目を気にしながらハーフパンツを引き下げ、冷たい砂に向けて全てを一気に解放した。 熱いものが流れ出した瞬間のあの全身の余分な力が抜ける感覚と、後ろめたさに満ちたスリルは今でも忘れられない。 今でも夏の海辺の風を直接肌に感じるたび、あの防砂林の中での極限の恐怖と、股の奥がキュンとする痛みを思い出す。
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