排泄物語

送別会レストランの非常事態

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード51〜100)1分で読めます閲覧 1,4564.1(7件)

冬の夜9時半、冷たい風が吹きつけるレストランの入り口でのことだ。私は同僚の送別会を終え、クロークでコートを受け取ろうとしていた。

……その時、近くのロビーの隅で、お腹を抱えるようにして立ち尽くしている同僚の女性が目に入った。

彼女は20代後半の仕事帰りのOL風で、グレーのビジネススーツに、タイトな膝丈スカートを履いていた。髪はハーフアップにしており、足元は黒いパンプスだ。

急激なお腹の下りに襲われたのだろう、彼女の表情は青白く強張っていた。

スーツのジャケットの裾をギュッと握りしめ、両脚をぴったりと閉じて内股になり、お腹をさするように身を丸めている。時折、他の同僚と挨拶を交わしながらも、必死にお尻の筋肉に力を込めて耐えているようだった。

その様子を見た瞬間、私の胸はドクンと激しく高鳴り、彼女のタイトスカートの強張りに釘付けになった。

彼女はトイレに行きたいと言い出せないらしく、限界の便意と戦っている。クロークの列はなかなか進まず、彼女のパンプスのつま先が細かく震え、苦しげに唇を噛みしめているのが遠目からでもはっきりと分かった。

見てはいけないと思うのに、必死に耐える彼女の姿に目が離せなくなった。

ついに彼女はクロークを離れ、ビルの奥にある多目的トイレへと急ぎ足で消えていった。

今でも送別会の終わりのガヤガヤした雰囲気の中にいると、あの時スーツ姿で必死に耐えていた彼女の限界の姿を思い出す。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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