試飲イベントの急襲
秋の午後3時、私は都内のワイン試飲イベントに参加していた。さまざまな銘柄のワインを少しずつ味わっていたが、最初の異変は突然訪れた。お腹の奥がギュルギュルと音を立てて波打つような激しい便意だった。
「お洒落な試飲会場で、トイレにこもるのは絶対に避けたい……」と私は心の中で焦った。
しかし、冷たいワインが胃腸を直撃したのだろう、便意の波は容赦なく襲ってきた。私はお尻の筋肉を限界まで締め付け、内ももをこれでもかと密着させた。冷たい汗が全身から吹き出し、体中に鳥肌が立つ。
便意の波はさらに強力な第二波となり、お腹の鈍痛が私を襲う。
「次のブースを回ったらトイレに行こう……」と自分に言い聞かせるが、その時間が永遠のように長く感じられた。膝が笑い、立っていることすら苦痛になってくる。ここで決壊してしまったら、私の社会的生命は完全に終わる。
恥ずかしさと恐怖で頭の中がカアッと熱くなり、心臓の音がうるさいほどに脈打っていた。
限界に達した私は、ワイングラスを置いて会場の外の多目的トイレへと急いだ。
個室で便座に滑り込み、限界の圧力を排出した瞬間の、全身の力が抜けていくような解放感は一生忘れられない。
今でもワインの試飲会場に行くたび、あの時の冷や汗と、極限状態で耐えていた自分の下半身の強張りを思い出して股の奥がキュンとする。
---
― この話は、これにて ―
この話を評価する
平均 4.8(19件)
※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
この話の続きは映像で——実写の脱糞・スカトロ作品を価格比較
価格比較・レビューは姉妹サイトScatSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)
「飲み会テーマ エピソード集(エピソード51〜100)」の他の話
カウンター席の無言の戦い
冬の夜9時半、私は会社の上司に誘われ、焼き鳥屋のカウンター席にいた。上司の話に相槌を打ちながら、冷えたビールやレモンサワーを何杯も飲み干していた。最初の異変は、上司の仕事に対する熱い語りがピークに達した時に訪れた、下腹部をぎゅっと握られるよ…
屋上バーベキューの急襲
夏の午後3時、私は会社の屋上バーベキューパーティーに参加していた。強い日差しとアルコールのせいで、喉を潤すために冷たいサワーを大量に摂取していた。最初の異変は突然訪れた。お腹の奥がギュルギュルと音を立てて波打つような激しい便意だった。 「屋…
ビールフェスの浴衣美女
夏の夕方6時半、海沿いの公園で開催されていたオクトーバーフェストでのことだ。会場は多くの人で溢れかえり、簡易トイレの前には長蛇の列ができていた。私はビールを片手に、列の後ろの方で順番を待っていた。 ……その時、私の三つ前に並んでいた女性が目…
同窓会のカラオケロビーの波紋
春の深夜11時半、同窓会帰りの二次会で混雑するカラケボックスのロビーでのことだ。私は友人が会計を済ませるのをソファで待っていた。 ……その時、少し離れたトイレの入り口の前で、激しく身悶えしている女性が目に入った。 年齢は20代半ば頃で、同窓…
関連する話
【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録
4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…
【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで
10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…
河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間
金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…
夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分
てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…


