排泄物語

同窓会のカラオケロビーの波紋

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード51〜100)1分で読めます閲覧 2,0653.7(6件)

春の深夜11時半、同窓会帰りの二次会で混雑するカラケボックスのロビーでのことだ。私は友人が会計を済ませるのをソファで待っていた。

……その時、少し離れたトイレの入り口の前で、激しく身悶えしている女性が目に入った。

年齢は20代半ば頃で、同窓会のためにお洒落したグリーンの華やかなワンピースを着ていた。髪はハーフアップにしており、足元は黒いエナメルのパンプスを履いている。

明らかにお酒による急激な尿意に襲われており、その場にじっと留まっていられない様子だった。

ワンピースの裾を両手で強く握りしめ、両脚をこれでもかと交差させて内ももをすり合わせている。時折、パンプスのカカトを交互に上げ下げし、お腹を押さえるようにして前かがみになっていた。額には冷や汗が浮かび、綺麗にメイクされた眉が八の字に歪んでいる。

その様子を見た瞬間、私の胸はドクンと高鳴り、彼女のワンピースの揺れに釘付けになった。

トイレは女子個室が二つしかなく、週末の混雑でなかなか順番が回ってこない。彼女は「はぁ……っ、うぅ……」と苦しげな吐息を漏らし、お腹を強く押し当てるように丸まっていた。スカートの下で太ももが強張って、小刻みに震えているのが分かった。

見てはいけないと思うのに、私は息を殺し、彼女の限界の表情から目が離せなくなってしまった。

ついに個室の扉が開き、彼女は滑り込むように中へ消えていったが、その瞬間の少し引きずるような足取りが忘れられない。

今でもカラオケの騒がしい前奏を聞くたび、あの時の彼女の涙ぐんだ顔と、スカートを握りしめてジタバタしていた姿を思い出して胸が熱くなる。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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