排泄物語

社長の乾杯の洗礼

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード51〜100)1分で読めます閲覧 1,0764.5(4件)

春の夕方7時、私は新入社員としての歓迎会に出席していた。ホテルの宴会場で、冷えたビールを何杯も注がれるままに飲んでいた。最初の異変は、社チョウの挨拶が始まった瞬間に訪れた、下腹部を鋭く圧迫する尿意だった。

「社長の話の途中で席を外すわけにはいかない……」という社会的な檻が私をその場に縛り付けた。

社長のスピーチは熱を帯びて長引き、ビールの利尿作用によって私の膀胱は瞬く間に限界に達した。冷たい汗が全身から吹き出し、体中に鳥肌が立つ。

テーブルの下で、私は両脚をきつく交差させ、内ももをぎゅっと擦り合わせた。

社長の言葉が頭の上を通り過ぎ、意識は尿意を抑えることだけに集中していた。波のように押し寄せる排尿欲がお腹を刺激し、息を吐くたびに限界が近づく。ここで漏らしてしまったら、私の会社での生活は終わるという絶望感が私を襲った。

恥ずかしさと焦燥感で心臓の音が異常に大きく聞こえ、喉の渇きがさらに私を苦しめた。

挨拶が終わり、「乾杯!」の発声とともに全員が立ち上がった瞬間、私は下腹部の衝撃でその場に固まってしまった。

私は不自然な内股のまま、宴会場を出てロビーのトイレへと急いだ。個室に入り、ようやく用を足せたときの、あの全身の力がとろけるような解放感は今でも忘れられない。

今でも乾杯の発声を聞くたび、あの時の冷や汗と、テーブルの下で震えていた自分の足を思い出して股の奥がすくむ。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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