排泄物語

サークル新歓の地獄

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード101〜150)1分で読めます閲覧 1,0294.1(7件)

春の夜8時半、私は大学のサークル新歓で利用した大きな居酒屋の座敷にいた。新入生や先輩たちと大皿を囲み、冷えたビールやサワーを何杯も一気に流し込んでいた。最初の異変は、全員での自己紹介が盛り上がっている最中に訪れた、下腹部をぎゅっと圧迫するような強い尿意だった。

「新入生の紹介が続いている中で、席を立つのは印象が悪い……」という若手ならではの心理的な枷が私を縛った。

しかし、お腹の中でアルコールが限界に達し、尿意は爆発的な勢いで膨んでいった。立っているだけで冷や汗が吹き出し、鳥肌が全身に立つ。

私は座セキの上で両脚をきつく交差させ、内ももをこれでもかと擦り合わせた。

尿意は波のように押し寄せ、次の波が来たら耐えられないかもしれないという極限の恐怖が襲う。トイレに行きたいが、座敷の奥に座っているため、手前の先輩たちに立ってもらわなければならないという物理的な障壁もあった。

焦りと恥ずかしさで心拍数が限界まで上がり、喉が渇きと体の熱さが異常に高まっていく。

ようやく自己紹介が一段落し、全員が乾杯の準備をし始めた瞬間、私は不自然な内股のまま立ち上がり、トイレへと駆け込んだ。

個室に駆け込んで用を足した時の、あの全身の細胞が弛緩するような解放感は忘れられない。

今でも新歓の騒がしい声を聞くたび、あの時の逃げ場のない尿意の波と、冷や汗が背中を伝う感覚を思い出して股の奥がすくむ。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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