夏のキャンプ場と遠い管理棟
夏の終わりの午後2時半頃、私は山間部にあるキャンプ場のテントサイトにいた。気温は30度と蒸し暑く、周囲は鬱蒼とした森に囲まれていた。 最初の異変は、テントの設営を終えて一息ついた瞬間の、下腹部をギューッと雑巾のように絞られるような突然の便意だった。 「バーベキューのお肉が早すぎたのかな……」 突然の激しい腹痛に、私はサドルのない地面の上で身を硬直させた。
キャンプ場 of 管理棟にあるトイレまでは約300メートルの急な坂道を登らなければならず、周囲には他のキャンパーたちの視線もあった。その逃げ場のない山の中という物理的な檻が、私の便意をさらに加速させた。 最初はお腹をさすってやり過ごそうとしたが、無情にも第ニ波の朝(激しい)便意が下腹部を激しく襲った。 冷たい冷や汗が額からタラリと流れ、全身がガタガタと震え始めるのを感じる。
「ここで漏らしたら、楽しいキャンプが台無しになる……」 恥ずかしさと焦りから、心臓が爆発しそうなほど高鳴り始める。 ショートパンツの中で、お尻の筋肉を極限まで締め付け、内もも同士を強く押し付け合った。 お腹の奥がゴロゴロと激しい音を立てるたび、頭が真っ白になり、一歩前に進むことさえ恐怖に変わる。
限界が近づくにつれ、立っていること自体が耐えがたい苦痛に変わる。 少しでもお腹への圧迫を逃がそうと腰を浮かせ、身を捩る。 「神様、お願いだから一度だけ痛みを引かせてください……」 涙目で周囲を見渡すが、時間は信じられないほど遅く進む。括約筋が悲鳴を上げ、決壊寸前の水門のように今にも熱いものが漏れ出しそうだった。
ついに我慢の限界を悟り、私はテントの裏手にある鬱蒼とした藪の中へと滑り込んだ。 周囲のキャンパーに見られないよう祈りながら、パンツを脱ぎ下ろして一気にすべてを排出した。 温かい風が露出したお尻を通りぬける中での、あの天にも昇るような解放感とスリルは、今思い出しても股の奥がキュンとする。 今でもキャンプの夜風を感じるたび、あの藪の中での極限の我慢と、全身がとろけるようなスリルを思い出して胸が熱くなる。
---
― この話は、これにて ―
この話を評価する
平均 4.3(14件)
※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
この話の続きは映像で——野外・野グソ系の実写作品を価格比較
価格比較・レビューは姉妹サイトScatSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)
「屋外シチュエーション・エピソード集(外)パート2」の他の話
秋の森林散策と突然の腹痛の恐怖
紅葉が散り始めた11月の午前11時前、私は奥多摩の山道に近い森林遊歩道にいた。気温は12度と心地よい寒さだったが、木々の間から吹き抜ける風が冷たかった。 最初の異変は、散策を始めて40分が経過した頃の、下腹部を雑巾のように激しく絞られるよう…
春の山道と遠い避難所の簡易トイレ
新緑の5月、午前11時半頃の低山の登山道でのことだ。気温は18度前後と過ごしやすかったが、急な登り坂が続き、息を切らしていた。私は展望台の手前のベンチに腰掛け、水筒の水を飲んでいた。……その時、少し先の上り坂の途中で立ちすくんでいた女性が目…
春のハーブ園と壊れた公衆便所
うららかな5月の午後2時前、都内から少し離れた高原のハーブ園でのことだ。気温は22度と心地よく、ラベンダーの香りが風に乗って漂う中、多くの観光客が散策を楽しんでいた。私は展望デッキのベンチに座って写真を撮っていた。……その時、近くの木の下で…
夏のハイキングと遠い停留所
夏の強い日差しが照りつける8月の午後2時前、郊外の有名なハイキングコースでのことだ。気温は32度を超え、強い直射日光が木々の間から差し込んでいた。私はコース脇の休憩所で、冷たいスポーツドリンクを飲みながら休んでいた。……その時、近くの案内板…
関連する話
【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録
4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…
【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで
10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…
河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間
金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…
夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分
てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…


