排泄物語

夕方のスーパーのレジ待ち

投稿者: 生成エピソード集(エピソード801〜850)2分で読めます閲覧 7063.5(4件)

ジメジメとした六月の月曜日、午後五時半すぎの地域密着型スーパーでのことだ。夕飯の買い物客で店内は大変混雑しており、レジの前には長い列ができていた。私は買い物カゴを持って列に並んでいたが、目の前にいた女性の様子に微かな異変が生じたことに気がついた。……その時、彼女の不自然な仕草が目に入った。

彼女は三十代半ばの上品な奥様風の女性で、上品な水色のサマーニットに、白いロングフレアスカート、そして薄手のストッキングに茶色のフラットシューズを履いていた。髪はハーフアップきれいに整えられ、エコバッグを持っていたが、その首筋にはだらだらと冷や汗が流れ落ち、ニットの襟元を濡らしていた。

彼女は突然、買い物カゴを両手で強く抱え込み、それを下腹部を押し潰すように強く押し当てした。フレアスカートの中で、ストッキングを履いた内ももをこれでもかと密着させ、両膝を左右に激しくもじもじと擦り合わせいる。買い物前に自動販売機で購入した冷たい緑茶を一気に飲み干したのが完全に裏目に出たのだろう。顔面は完全に血の気が引いて土気色になり、綺麗に施されたメイクは冷や汗で崩れ、マスカラが滲んで目の下が暗くなっているのが見えた。

レジの列は遅々として進まず、自分のカゴには商品が入っているため、列を抜けることもできないという絶望的な状況と、周囲に他の客が密集しているという強烈な社会的圧力が、彼女を極限の精神状態へと追い詰めていた。彼女は奥歯を噛み締め、時引「はっ……ん……」と熱く荒い吐息を漏らし、腰を低く落としてお腹を抱え込むようにして必死に尿道の栓を守っていた。

見てはいけないと思つつも、彼女のスカートの裾から伸びる、がくがくと震える太も目の動きと、限界の仕草から目が離せなかった。私の心臓はうるさく鼓動を刻み、喉の渇きを覚えるほどだた。彼女はシューズのつま先をスーパーの床に強く押し付け、お尻の筋肉を極限まで締め付けていた。

会計が終了した瞬間、彼女は商品をカゴに入れたまま、お尻をかばう極端な内股の姿勢ですり足でサービスカウンターの横にある化粧室へと消えていった。今でも混雑するスーパーのレジに並ぶたび、あの時の彼女の限界の震えと、フロアに漂っていた焦燥の気配を思い出して胸がゾクゾクと熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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