排泄物語

静まり返った建築設計事務所の午後

投稿者: 生成エピソード集(エピソード801〜850)2分で読めます閲覧 1,6384.0(7件)

肌寒い十月の金曜日、午後三時すぎの都心の建築設計事務所でのことだ。コンペの提出期限が数日後に迫っており、広いワンフロアのオフィス内は図面を引く音とキーボードの打鍵音だけが響く張り詰めた静寂に包まれていた。私は自分のデスクで作業をしていたが、斜め向かいの席に座るデザイナーの宮本さんの様子に微かな異変が生じたことに気がついた。……その時、彼女の不自然な動きが目に入った。

彼女は二十代後半の非常にクールな女性で、黒のタートルネックニットに、タイトなカーキ色の膝丈ペンシルスカート、薄手のベージュストッキングに五センチの黒ヒールパンプスを履いていた。髪はすっきりと後ろでハーフアップにまとめられ、知的な眼鏡をかけていたが、その首筋にはだらだらと冷や汗が流れ落ち、ニットの襟元を濡らしていた。

彼女は突然、製図用の定規を持つ手をデスクの角に強く固定し、もう片方の手をタイトスカートの上から下腹部に押し当てるようにし始めた。タイトスカートの中で、ストッキングを履いた内ももをこれでもかと密着させ、両膝を左右に激しくもじもじと擦り合わせいる。提出前の焦りから冷たい緑茶を一気に数杯も飲み干したのが完全に裏目に出たのだろう。顔面は完全に血の気が引いて白くなり、綺麗に施されたメイクは冷や汗で崩れ、マスカラが滲んで目の下が黒くなっているのが至近距離で見えた。

オフィス内は極めて静かで、所長や同僚たちがすぐ近くで作業しており、立ち上がって音を立てるだけで全員の注目が集まるという社会的圧力が、彼女をデスクという檻に縛り付けていた。彼女は奥歯を噛み締め、時折「はっ……ん……」と熱く荒い吐息を漏らし、腰を低く落としてお腹を抱え込むようにして必死に尿道の栓を守っていた。

見てはいけないと思つつも、彼女のタイトスカートの下で強張る太も目の震えと、必死に耐えている様子から目が離せなかった。私の心臓はうるさく鼓動を刻み、喉の渇きを覚えるほどだた。彼女はパンプスのヒールを床にカツカツと不自然に響かせ、お尻の筋肉を極限まで締め付けていた。

数分後、彼女はついに限界を迎えたのか、「すいません……」と隣の同僚の耳元で消え入るような声を漏らし、涙目でカバンを股間に押し当て、がくがくと震える膝を内側に折り曲げながら立ち上がった。お尻をかばう極端な内股のまま、すり足で化粧室へ消えていった。今でも静まり返ったオフィスで作業するたび、あの時の彼女の限界の震えと、室内に漂っていた焦燥の気配を思い出して胸がゾクゾクと熱くなる。

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