排泄物語

帰宅ラッシュの満員バスでの大渋滞

投稿者: 生成エピソード集(エピソード851〜900)2分で読めます閲覧 4373.3(3件)

木枯らしの吹きすさぶ十二月の第二火曜日、午後六時半すぎの都心の路線バスの車内でのことだ。帰宅ラッシュの時間帯と激しい降雪が重なり、主要道路は大渋滞を引き起こし、バスは停留所と停留所の間で完全に立ち往生していた。冷え切った車内には暖房が強く効き始め、乗客の濡れたコートの湿気と熱気で車内の空気はどんよりと重かった。私は後方の座席に座っていたが、その狭い空間の中で、私の下腹部に鋭い便意の第一波が襲いかかった。乗車前に寒さをしのぐために立ち寄ったコンビニで、冷たいパックの牛乳とホットスナックの唐揚げを買い、その場ですべてお腹に収めてしまったのが完全に裏目に出てしまった。

私はその日、オフィスカジュアルの定番である薄手のアイボリーのアンゴラニットに、タイトな黒の膝丈スカート、そして黒の八十デニールのタイツに歩きやすいローヒールの茶色いブーツを合わせていた。髪は後ろできちんと一本に結んでいたが、腹痛の焦燥感から全身に噴き出した冷や汗のせいで、うなじの後れ毛がじっとりと皮膚に張り付いて不快感を極限まで高めていた。綺麗に整えていたはずの眉メイクは汗で滲み、ファンデーションはヨレて目の周りが涙で潤んでいるのが自分でもはっきりと自覚できた。

満員の車内という、絶対に途中で降りられない密室と、次の停留所までいつ着くか分からないという絶望的な状況。そして、周囲をぎっしりと乗客に囲まれているという強烈な社会的圧力が、私を座席という名の拷問台に縛り付けていた。

便意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、括約筋はすでに限界値に達していた。タイトスカートの中で両腿をぎゅっと交差させ、内もも同士を強く押し付け合って耐えた。ブーツのつま先に全体重をかけ、カカトを交互にせわしなく上下させながら、お尻の括約筋を極限まで締め付けた。お腹の中で泥水が渦巻くような蠕動運動が起こるたび、私は思わず「くっ……」と声を漏らしそうになり、上体を深く折り曲げて膝を握りしめ、指先が白くなるほど強く爪を立てた。「あと五分、いやあと三分……」と狂ったように秒刻みの計算を繰り返し、神に祈り続けた。

恥づかしさと、この満員バスの中で今にも漏らしてしまうのではないかという絶望的な恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。自分の限界の太も目の震えと、スカートの生地が不自然に揺れ動くスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。

二十分後、ようやく次の停留所に到着した瞬間、私はお尻をかばう極端な内股の姿勢で降車口へ向かい、すり足でバスを飛び出して近くのコンビニへと滑り込んだ。便座に腰を下ろし、お腹の奥の熱い塊が一気に放出された瞬間の、頭の芯がとろけるような凄まじい解放感は、今でも雪の日のバスのエンジン音を聴くたびに下腹部をキュンと疼かせるほどだた。

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