排泄物語

紅葉狩り観光バスの大渋滞と限界の尿意

投稿者: 生成エピソード集(エピソード851〜900)2分で読めます閲覧 5405.0(2件)

秋晴れの十一月の日曜日、午後五時すぎの高速道路を走る観光バスの車内でのことだ。三連休の最終日ということもあり、高速道路は数十キロに及ぶ大渋滞となっており、バスは完全に立ち往生していた。私は後方の席に座っていたが、新横浜駅を出発した直後、私の下腹部に尿意の第一波が襲いかかった。サービスエリアを出発する直前に、売店で購入した冷たい缶ミルクティーを全て飲み干したのが完全に裏目に出てしまった。

私はその日、上品なマスタード色のゆるふわニットに、黒のタイトなレザーミニスカート、そして薄手の黒シアータイツを穿いていた。髪は綺麗なロングヘアで、首元にはお洒落なチェックのマフラーを巻いていたが、尿意の焦燥感から全身に噴き出した冷や汗で額の生え際が濡れ、前髪が張り付いた。綺麗に施したはずのファンデーションが脂汗で浮き上がり、マスカラが滲んで涙目のようになっているのが自覚できた。

バスは満席で、次のサービスエリアまで一時間以上動かないという絶望的な状況と、周囲に他の乗客が密集しているという強烈な社会的圧力が、私を座席に縛り付けていた。

尿意は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、膀胱は決壊寸前の水風船のように膨らみ、下腹部がギシギシと痛む。私はミニスカートの下で、タイツを履いた内ももをこれでもかと密着させ、両膝を交互にすり合わせるようにして激しく震えさせた。ショートブーツのつま先に全体重をかけ、お尻の筋肉を極限まで締め付けて尿道の栓を守っていた。足の指先を限界まで丸め、全身の筋肉を硬直させて尿意を逃がそうとするが、お腹の奥の熱い圧力は高まる一方だった。

「あと十分、この渋滞を抜けるまで……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返し、祈り続けた。恥づかしさと、この無防備な車内で今にも漏らしてしまいそうだという恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。自分の限界の太も目の震えと、スカートの裾が不自然に揺れるスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。

ついに限界に達し、私は立ち上がってお尻をかばう極端な内股の姿勢で運転席へ向かった。がくがくと震える膝を内側に折り曲げながらトイレの緊急使用を申し出たが、バスのトイレは故障中という非情な現実が告げられ、私はその場で崩れ落ちそうになりながらも、必死に内股を交差させて耐えていた。今でも渋滞の赤いテールランプを見るたび、あの時の私の限界の震えと、密室に漂っていた焦燥の気配を思い出して胸がゾクゾクと熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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