排泄物語

緊迫の模擬試験室と静寂の限界

投稿者: 生成エピソード集(エピソード851〜900)2分で読めます閲覧 1,3184.4(7件)

凍てつくような一月の第二日曜日、午前十一時すぎの進学塾の三階大教室でのことだ。大学入学共通テスト直前の最後の模擬試験が行われており、室内には生徒たちの鼻をすむ音と、激しい鉛筆の筆記音だけが響いていた。私は中央の席に座っていたが、試験開始から三十分が経過した頃、私の斜め前の席に座る女性受験生の様子に微かな異変が生じたことに気がついた。……その時、彼女の不自然な仕草が目に入った。

彼女は十代後半の女子高生で、学校指定の濃紺のブレザーに、グレーのチェックスカート、そして黒の八十デニールタイツと茶色のローファーを合わせていた。髪は後ろでハーフアップにまとめ、黒のヘアゴムで留めていたが、その首筋にはだらだらと冷や汗が流れ落ち、ブレザーの襟元を濡らしていた。

彼女は突然、問題用紙を持つ手をデスクの角に強く固定し、もう片方の手をチェックスカートの上から下腹部に押し当てるようにし始めた。スカートの中で、タイツを履いた内ももをこれでもかと密着させ、両膝を交互に激しくもじもじと擦り合わせいる。試験前に緊張から温かい紅茶を一気に流し込んだのが、完全に裏目に出てしまったのだろう。彼女の顔面は血の気が引いて完全に白くなり、綺麗に施されていたはずのメイクは冷や汗で崩れ、涙目のようになっているのが至近距離で見えた。

試験中に席を立つことは、これまでの得点をすべて失うという極めて厳しい社会的圧力が、彼女を木製の椅子という檻に縛り付けていた。彼女は奥歯を噛み締め、時折「はぅ……っ」と熱く荒い吐息を漏らし、腰を低く落としてお腹を抱え込む���うにして必死に尿道の栓を守っていた。

見てはいけないと思つつも、彼女のチェックスカートの下で強張る太も目の震えと、必死に耐えている様子から目が離せなかった。私の心臓はうるさく鼓動を刻み、喉の渇きを覚えるほどだた。彼女はローファーのつま先を床に強く押し付け、お尻の筋肉を極限まで締め付けていた。

試験終了のチャイムが鳴った瞬間、彼女は挨拶もそこそこに、お尻をかばう極端な内股のまま、這うようにして教室を飛び出して化粧室へと駆け込んでいった。今でも重要な試験があるたび、あの時の彼女の限界の震えと、室内に漂っていた焦燥の気配を思い出して胸がゾクゾクと熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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