排泄物語

エレベーター待ちのOLさんが崩れ落ちた夜のこと

投稿者: 簿記2級リベンジ組2分で読めます閲覧 3834.5(2件)

同じ夜間講座に、いつも定時ダッシュで来てるっぽいOLさん(20代後半くらい、いつもタイトスカートにヒール、髪をきっちり巻いてる人)がいるんすよ。あの日は21時半に授業終わって、エレベーター前にみんな並んでたんす。雑居ビルのエレベーター、6人乗りが1基しかなくて遅いんすよね。外は既に夜気に包まれてて、停電でもあったのか照明が暗めでした。

そのOLさん、列の前の方にいたんすけど、様子が変で。足をずっとクロスさせて、カバンを体の前で抱えて、小刻みに揺れてました。頬が上気してるのが蛍光灯の下でも分かったっす。あ、これヤバいやつだなって、自分も先週大の方でヤバかったんで分かったっす。時折うつむいて、何かに耐えるように奥歯を噛みしめてる感じもありました。ヒールの先端が床をコツコツと叩き始めました。

その時間、どれくらい経ったんすかね。5分? 10分? エレベーター来るまでの時間が、その人にとって永遠に感じられてたんだと思うんすよ。隣に立ってた男性が「大丈夫ですか」って聞こうとしたくらい、様子がおかしかったんすよ。彼女の目は焦点が定まってなくて、唇は薄く引き結ばれたまま。肌は普段より一段階濃い赤色でした。呼吸も浅くなってるのが、その胸の上下の小ささで分かりました。

エレベーターが来て、乗った瞬間に「あ」って小さい声が聞こえて、見たらその人しゃがみ込んでたんすよ。狭い箱の中で、足元にちょっとずつ水たまりが広がってくの、乗ってた全員気付いてたと思うんすけど、全員無言でスマホ見てました。誰かの息を呑む音だけが聞こえた気がします。あれが大人の優しさなんすかね。俺も心臓バクバクしてたのは内緒っす。

彼女の体は微かに震え、その震えは内部から湧き出す何かへの抵抗なんだと理解しました。その光景が数秒続き、永遠に続くような感覚でした。背中が丸くなり、肩が最後の力を振り絞るように見えました。

1階着いたら彼女は真っ先に降りて、夜の駅と反対方向に走ってきました。次の週も普通に授業来てたのは、正直めちゃくちゃ強いと思ったっす。俺なら校舎変えるっすね。あのエレベーター、今でも乗るたびちょっと思い出すんすよ。狭い箱の中の、あの気まずいけど誰も口にしない静けさだけは、いまだに忘れられないっす。その沈黙の中で、人間というものの複雑さと、それでも続く日常というものの不思議さを感じたんす。

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 4.5(2件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

簿記2級リベンジ組」の他の話

3.845閲覧 1,082

夜間講座前のトイレ行列、隣の席のOLさんの尊厳が試された20分

働きながら資格予備校通ってる24歳っす。うちの校舎、駅前の雑居ビルの5階なんすけど、トイレが各階に男女1つずつしかないんすよね。19時の構座前は仕事帰りの受講生が一斉に来るんで、女子トイレとか普通に行列できるんすよ。 あの日、エレベーターで…

3.828閲覧 589

非常階段の踊り場で同じ講座の女性を見てしまった

これは見ちゃいけないもん見た話っすね。日曜の午前、模試の後に自習室残ってたんすけど、換気しに非常階段のドア開けたんすよ。そしたら1個下の踊り場に、同じ構座でよく見るスーツの女性(たぶん30代、いつも資料をパンパンに詰めたトートバッグ持ってる…

関連する話

3.9417閲覧 1.3万

サウナ12分我慢した女性のお客様が館内着のまま迎えた結末の記録

本日は女湯側のスタッフから引き継いだ事案を、記録を兼ねて共有させていただきます。土曜の夜、サウナがいちばん混み合う時間帯のことでした。館内は活気があり、休憩スペースも満席に近い状態でございました。 館内のお食事処で梅酒のソーダ割りを召し上が…

4.5289閲覧 7,215

ギャルが真夜中のコインパーキングで豪快に用を足していた件

深夜2時、繁華街の外れのコインパーキングを通りかかった時の話。週末の夜特有の、酔っ払いのはしゃぎ声がまだ遠くから聞こえてくる時間帯だった。車の陰で人影が動いた気がして、反射的にそちらを見てしまった。 金髪ロングのギャル(20代前半くらい)が…

3.2150閲覧 7,134

巡回日誌・試験期の図書館前、深夜1時の女子学生の件

試験期間中、当大学の図書館は24時まで開館する。閉館後も構内に学生が残るため、警備の緊張感は増す。1月の深夜1時過ぎ、図書館周辺を順回中、正面玄関脇の植え込みの陰に白い光を発見。スマートフォンの画面と思われた。気温は3度まで下がっていた。 …

4.2231閲覧 5,641

隣の奥さんがゴミ出しの朝、立ったまま固まっていた理由

朝7時、ゴミ捨て場での話。隣の家の奥さん(30代半ば)がゴミ袋を持ったまま、電柱の横で不自然に立ち止まっていた。パジャマの上に羽織ったカーディガン、寝癖の残る髪、いつもの朝の気安い姿だった。子供を送り出した後、慌ててゴミを出しに来たといった…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます