部室の戸締まり当番で、マネージャーの私が限界になった話
これは誰にも言ってない、私自身の失敗談なんです…!ラクロス部のマネージャーは、練習後に備品を片付けて、部室棟の戸締まりをして最後に帰るのが仕事なんですね。4年目にもなると流れは体に染みついてるはずだったんですけど。
あの日は10月の頭で、夕方から降り出した雨のせいで練習が長引いて、片付けが終わったのが21時半すぎでした。実は練習の後半あたりからずっとトイレを我慢してたんです。でもボールを拾って、ドリンクの補充をして、部員のテーピングの余りを片付けてって動いてるうちに、行くタイミングを完全に逃しちゃったんですね。
いざ部室のトイレに行こうとしたら、まさかの清掃後で施錠済み。グラウンド脇の外トイレも冬季閉鎖中で、一番近いのは体育館なんです。頭の中で「あと300メートル、走れば2分」って計算しました。
走りました。雨の中、傘もささずに走ったんです!下腹の奥がキュッと締まる感覚と、内ももに力を入れながらの変な走り方で、渡り廊下まで来た時にはもう内もも同士をこすり合わせるみたいな小刻みな足取りになってました。
それで、体育館まであと少しの暗い渡り廊下で、水たまりを飛び越えた着地の瞬間です。ドンって衝撃が下腹に来て、その拍子にちょっとだけ決壊しちゃいました…。じわっと温かいものが漏れる感覚に、頭が真っ白になりました。
ちょっとだけです!本当にちょっとだけ!そこからはもう内ももをくっつけたままの変な小走りで、なんとか体育館のトイレに滑り込みました。個室に座った瞬間の脱力感といったら。
下着は残念なことになりましたけど、練習用のハーフパンツが黒だったのと、全身雨に濡れてたことに救われたんです。帰り道、「これ全部雨だから、雨のせい」って自分に言い聞かせてました。戸締まり当番の日は練習中でも絶対トイレに行くって、あの夜心に誓ったんです。
後輩マネにも「我慢しないで、遠世でも近くでも絶対行きな」って口を酸っぱくして言い続けてます。あの渡り廊下を通るたび、今でも変な緊張が走るんです。
― この話は、これにて ―
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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