排泄物語

クラフトビール醸造所での目撃談

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード151-200)1分で読めます閲覧 7723.6(5件)

秋の午後3時前、クラフトビールの醸造所に併設されたお洒落なタップルームでのことだ。私は週末のイベントに参加し、様々な種類のビールを試飲していた。店内は多くのビールファンで賑わっており、トイレの前にはすでに列ができていた。

……その時、私の二つ前に並んでいた女性の様子が目に入った。

年齢は30代前半の上品な奥様風で、ベージュのニットワンピースに、黒のタイツを履いていた。髪は後ろできれいにまとめられており、足元はヒールの低い黒いパンプスだ。

しかし、列が進まないうちに彼女の足取りが怪しくなってきた。

ワンピース of 裾を両手でギュッと掴み、両足をきつく交差させて内ももをすり合わせている。パンプスのカカトを交互に浮かせ、お腹を押さえるように前かがみになっていた。額にはじわりと汗が浮かび、綺麗にメイクされた顔が苦悶で歪んでいる。

その姿を見た瞬間、私の心臓が大きくドクンと跳ね、彼女のワンピースの裾の動きから目が離せなくなった。冷たいビールを飲み過ぎて急激な尿意に襲われたのだろうが、トイレは男女兼用が一つしかない。

見てはいけないと思うのに、彼女のワンピースの下で必死に耐えている下半身の強張りと、焦った吐息に目が釘付けになった。

ついに彼女の順番が来たとき、彼女はドアを開ける手すら震わせながら中へと滑り込んでいった。

今でもビールのイベントに行くたび、あの長蛇の列の中で、ワンピースを震わせていた彼女の限界の姿と、その時の張り詰めた興奮を思い出す。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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