排泄物語

カクテルバーでのデートと冷たい腹痛

投稿者: 飲み会テーマ エピソード集(エピソード151-200)1分で読めます閲覧 1,7023.8(9件)

秋の夜9時、私は気になっていた男性とのデートで、都内のお洒落なカクテルバーにいた。薄暗いカウンターで赤ワインを飲みながら良い雰囲気を楽しんでいたが、お腹の中で突然、ゴロゴロと不吉な雷鳴が響いた。

「こんなお洒落な場所で、デート中にトイレにこもるわけにはいかない……」と私は心の中で絶望した。

しかし、お腹の奥を握りつぶされるような便意の第一波は容赦なく襲ってきた。私はスマートに話を聞くふりをしながら、テーブルの下で両脚をきつく交差させ、お尻の筋肉に力を込めた。冷や汗が首筋をタラリと流れ、背中には鳥肌が立つ。

便意の波は間隔を縮めながら、さらに凶悪な第二波、第三波となって押し寄せる。

「あと数分で店を出る約束だから……」と自分と言い聞かせたが、お腹の鈍痛は増すばかりで、相手の会話がまったく頭に入ってこない。膝が笑い、意識は常にお尻の括約筋を締めることに集中していた。この静かで洗練された空間で決壊してしまったら、私の恋愛もプライドもすべて終わる。

焦りと恥ずかしさで心臓の音が耳元でうるさく響き、喉の渇きと体の熱さが異常に高まっていく。

ようやく会計が終わり、店を出た瞬間、私は彼に「先に駅に行ってて!」と言い残し、ビルの共同トイレに猛ダッシュした。個室に入り、便座に座ってすべてを排出した瞬間の、全身の力が抜けていくような解放感は表現しようがない。

今でもカクテルバーの静かな音楽を聴くたび、あの時の冷や汗と、極限状態で耐えていた自分の下半身の強張りを思い出して股の奥がキュンとする。

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