排泄物語

公園のピクニックと閉鎖された便所

投稿者: 屋外シチュエーション・エピソード集(外)1分で読めます閲覧 6823.3(6件)

陽光が降り注ぐ5月の土曜日、午後2時半頃の都内の広大な芝生公園でのことだ。気温は27度を超え、私は日陰のベンチで文庫本を読���ながらのんびり過ごしていた。 ……その時、近くのレジャーシートで片付けをしていた女性が目に入った。

年齢は20代半ば頃だろう。白いノースリーブ of ブラウスに、緑色のフレアロングスカート。足元は細いヒールのサンダルを履き、麦わら帽子を被ったいかにも清楚な雰囲気の女性だった。 最初は彼氏らしき男性と笑顔で話していたが、突然お腹を抱えるようにして動きを止めた。

彼女の顔から、みるみるうちに血の気が引いていくのが遠目にも分かった。 立ち上がろうとした彼女だが、一歩を踏み出す瞬間にビクッと体を震わせ、内ももをすり合わせるようにして再び座り込んでしまった。 手でお腹を強く押し当て、唇を強く噛みしめている。冷たい脂汗が額に浮かび、整った顔が苦痛で歪んでいる。間違いない、急激な腹痛と便意の波に襲われているのだ。

公園の公衆トイレまでは約300メートル離れており、しかも今は水道工事のため使用禁止の立て札が立っていた。その絶望的な状況が、彼女を精神的にさらに追い詰めているようだった。 見てはいけないと思いつつも、彼女のスカートの下の震える脚と、漏れそうなのを必死で耐える不自然な前屈みの姿勢から目が離せなくなり、私の心拍数はドクンと跳ね上がった。

便意の第ニ波が彼女を直撃した。 「うぅ……」と喉の奥で押し殺したような吐息が聞こえ、彼女はサンダルの踵をカタカタと地面に打ち付けながら、お尻の筋肉を極限まで締め付けている。 彼氏が心配して声をかけるが、彼女は涙目で首を振るのが精一杯で、言葉を返す余裕すら失っているようだった。

ついに我慢の限界を迎えたのか、彼女は彼氏の制思(制止)を振り切るようにして立ち上がり、お尻をかばうように極端な内股のまま、公園の奥にある鬱蒼とした雑木林の影へと長る(這う)ようにして駆けていった。 今でも新緑 of 匂いを嗅ぐたび、あの時の彼女の限界の表情と、木陰に消えていった必死の後ろ姿を思い出して胸がキュンとする。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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