排泄物語

秋の芝生広場と遠い公衆便所

投稿者: 屋外シチュエーション・エピソード集(外)パート22分で読めます閲覧 9914.8(8件)

秋晴れの10月の土曜日、午後2時半頃の都内の広大な芝生公園でのことだ。気温は18度と涼しく、多くの家族連れがピクニックを楽しんでいた。私はベンチに腰掛け、のんびりと缶コーヒーを飲みながら周囲の景色を眺めていた。……その時、近くのレジャーシートで片付けをしていた女性が目に入った。

年齢は20代後半くらい。白いブラウスに、ベージュのトレンチコート、そしてロングスカート。足元は細いヒールのサンダルを履き、小さなトートバッグを持ったお洒落な女性だった。最初はお友達と笑顔で話していたが、突然お腹を抱えるようにして動きを止めた。

彼女の顔から、みるみるうちに血の気が引いていくのが遠目にも分かった。 立ち上がろうとした彼女だが、一歩を踏み出す瞬間にビクッと体を震わせ、内ももをすり合わせるようにして再び座り込んでしまった。 スカートの上から両手でお腹を強く押し当て、唇を強く噛みしめている。冷たい脂汗が額に浮かび、整った顔が苦痛で歪んでいる。間違いない、急激な腹痛と便意の波に襲われているのだ。

公園の公衆トイレまでは約400メートル離れており、しかも今は水道工事のため使用禁止の立て札が立っていた。その絶望的な状況が、彼女を精神的にさらに追い詰めているようだった。 見てはいけないと思いつつも、彼女のスカートの下の震える脚と、漏れそうなのを必死で耐える不自然な前屈みの姿勢から目が離せなくなり、私の心臓はドクンと跳ね上がった。

便意の第ニ波が彼女を直撃した。 「うぅ……」と喉の奥で押し殺したような吐息が聞こえ、彼女はサンダルの踵をカタカタと地面に打ち付けながら、お尻の筋肉を極限まで締め付けている。 友人が心配して声をかけるが、彼女は涙目で首を振るのが精一杯で、言葉を返す余裕すら失っているようだった。

ついに我慢の限界を迎えたのか、彼女は友人の制思(制止)を振り切るようにして立ち上がり、お尻をかばうように極端な内股のまま、公園の奥にある鬱蒼とした雑木林の影へと長るようにして駆けていった。 今でも新緑 of 匂いを嗅ぐたび、あの時の彼女の限界の表情と、木陰に消えていった必死の後ろ姿を思い出して胸がキュンとする。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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