雨の補集室での居残り
6月のどんよりとした火曜日の午後3時半、激しい雨が窓を叩く学校の補習室でのことだ。私は英語の小テストで不合格となり、居残り勉強のために最前列の隅の席に座っていた。湿気で肌がベタつき、廊下からは雨樋を流れる水の音がうるさく響いていた。 ……その時、私の二つ隣の席でプリントに取り組んでいた女子生徒が目に入った。
年齢は17歳くらい、いかにも真面目でおとなしそうな女子高生だ。白のブラウスに紺色のプリーツスカト。長い黒髪を後ろで一つに結び、机の上にはパステルピンクのペンケースが置かれていた。 彼女は当初、静かにペンを走らせていたが、開始から30分が過ぎた頃から様子が急激に変わり始めた。
机の下で、彼女の両脚がぎゅっと交差され、不自然な震えを見せているのだ。 彼女は自分の両膝を内側に極限までくっつけ、交互にカカトを上げるようにして足をバタつかせ始めた。 顔からはみるみる血の気が引き、額には冷たい汗がにじんでいる。間違いない、彼女は猛烈な尿意と戦っている。
この居残り補修は、教卓に座る厳しいベテラン教師が監視しており、質問以外の私語や途中退室は一切許されないという無言のプレッシャーが漂っていた。 見てはいけないと思いつつも、彼女の膝の小刻みな震えや、時折「うぅ……」と小さく漏れる苦しげな吐息に私の心臓はドクドクと高鳴り、喉がカラカラに渇いた。 尿意の第2波が彼女を直撃する。
彼女はペンを握る右手を完全に止め、左手でスカートの上から股間をぎゅっと圧迫し、お尻を浮かせるようにして身を悶えさせた。 まさに決壊寸前のダムのようだった。 ついに「終了」と教師が告げた瞬間、彼女は解答用紙も片付けず、椅子をガタッと鳴らして立ち上がった。 しかし、その時の衝撃で膀胱が刺激されたのか、彼女は一瞬「あっ……」と顔を真っ赤にして内股のままその場で硬直した。
それでもなんとか前を手で隠しながら、小走りとすり足を混ぜたような奇妙な歩き方で、廊下の奥のトイレへと消えていった。 今でも梅雨の雨音を聴くたび、あの静かな補集室での彼女の限界の表情と、股の奥がキュンとするようなあの日の後ろ暗い興奮を思い出す。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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