排泄物語

音楽室の合唱コンクール練習

10月の冷え込みが厳しい木曜日の午後4時、放課後の音楽室でのことだ。私は合唱コンクールの居残り練習のため、ピアノの伴奏を担当しながらクラスメイトたちの練習をサポートしていた。 ……その時、合唱の最前列で歌っていた女子生徒が目に入った。

年齢は16歳、高校1年生。ブレザーの下に紺のセーターを重ね着し、チェックのスカトを穿いている。 練習が始まって30分が経過した頃、彼女の様子が急変した。

雛壇の上で、彼女が不自然に腰を浮かせたり身を丸めたりしているのだ。 彼女は自分の両手でお腹を抱え込むようにして、前かがみの姿勢になっていた。 顔からは完全に血の気が引き、額には大粒の汗が浮かび上がっている。間違いない、彼女は急激な腹痛と便意の波に襲われている。

指導する教師が非常に厳しく、歌唱中の退出を許さない空気があり、周囲の生徒たちの目も気になってトイレに行けないのだろう。 見てはいけないと思つつも、彼女の太ももが限界の緊張で強張り、スカートを握りしめる指先が白く震えている様子に私の心臓はドクドクと高鳴った。 便意の第2波が彼女を直撃した。

「うぅ……」とかすかな声が漏れ、彼女はお尻を雛壇から少し浮かせるようにして身を震わせた。 括約筋を極限まで締め付けているのが、太もめの震えから伝ってくる。 練習の休止が告げられた瞬間、彼女は楽譜を置いたまま、お尻をかばう姿勢でトイレへと脱兎のごとく走り去っていった。

今でも合唱のピアノ伴奏を聴くたび、あの時の彼女の限界の表情と、私の胸を焦がしたあの日のスリルが蘇る。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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