語学ラボのヘッドホン授業
1月の凍えるような金曜日の午後2時、大学の語学学習室でのことだ。私はヘッドホンを装着し、各自のパソコン画面に向き合う英語の講集授業を受けていた。 ヘッドホンから流れるリスニング音声に耳を傾ける中、静まり返った教室内で、キーボードの音だけがカタカタと響いていた。 ……その時、私の左隣のブースに座る女子大生が目に入った。
年齢は20歳くらい、ショートヘアがよく似合う活発な印象の女性だ。黄色の厚手のセーターにデニムのショートパンツを穿き、足元は黒のタイツにスニーカーを合わせている。 授業が始まって40分ほど経った頃、彼女の様子が急激に変わり始めた。
彼女はブースの中で、両脚をぴたりとくっつけ、交互に貧乏ゆすりのように膝を揺らし始めたのだ。 ヘッドホンを外すことなく、片手でキーボードを打ちながら、もう片方の手をデスクの下に入れ、股間のあたりをぎゅっと押さえている。 顔からは完全に血の気が引き、唇を強く噛みしめている。間違いない、彼女は急激な尿意と戦っている。
この講義は出席管理がパソコンのログイン時間と連動しており、途中で離席すると欠席扱いになるというシステムが、彼女の焦りを誘っているのだろう。 見てはいけないと思いつつも、彼女のタイトな太ももの強張りと、時折ハァと漏れる苦しげな吐息に私の心臓はドクドクと高鳴った。尿意の波がさらに激しくなる。
彼女はついに両手をキーボードから離し、お腹を抱えるようにして身を丸め、椅子の上で腰を浮かせるようにして身をよじった。 授業終了のブザーが鳴った瞬間、彼女はヘッドホンを乱暴に机に置き、両手で前を押さえながら、小走りとすり足を混ぜたような歩き方でトイレへと急いで消えていった。
今でもヘッドホンの遮音性を感じるたび、あの時の彼女の限界の表情と、私の胸を焦がしたあの日の密やかな高揚感が蘇る。
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