生化学実験のピペット操作中
残暑が厳しい9月の午後3時、大学のバイオ実験棟でのことだ。私は生化学の実験授業で、試薬をマイクロピペットで細かく分注する作業を行っていた。 実験室には空調が効いていたが、窓際からの熱気と緊張感が室内に満ちていた。 ……その時、私の目の前の実験台でピペットを操作していた女子大生が目に入った。
年齢は20歳くらい、白衣を着て髪をポニーテールにした知的な雰囲気の女性だ。黒のチノパンを穿き、真面目そうな表情で手元を見つめている。 分注が始まって20分が経過した頃、彼女の様子が急変した。
彼女は実験台の前で、両脚をぴったりとくっつけ、交互にカカトを上げるようにして足踏みをし始めたのだ。 手元を震わせながらも、彼女は両太ももをきつく擦り合わせ、お尻の筋肉を限界まで締め付けるようにして身を震わせている。 顔からは完全に血の気が引き、額には冷たい汗がにじんでいた。間違いない、彼女は急激な腹痛と便意の波に襲われている。
この分注作業は時間内に一定のサンプル数をこなさなければならず、途中で離脱することが評価の低下に直結していた。 見てはいけないと思いつつも、彼女の膝の小刻みな震えや、時折漏れる苦しげな吐息に私の心臓はドクドクと早く脈打った。便意の第2波が彼女を直撃する。
「うぅ……」と喉の奥で押し殺した呻き声が漏れ、彼女はお尻を台から少し浮かせるようにして身を震わせた。 測定器具のタイマーが鳴った瞬間、彼女はピペットを置き、お尻をかばうような姿勢で廊下のトイレへと急いで消えていった。
今でも実験室の静かな電子音を聴くたび、あの時の彼女の限界の背中と、私の胸を焦がしたあの日のスリルが蘇る。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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