サークル活動の勧誘受付テント
春の爽やかな風が吹く4月の午前11時、大学のサークル勧誘エリアでのことだ。私は新入生を歓迎するサークルの受付テントで、ビラを整理しながら立っていた。 賑やかなブラスバンドの音が響く中、大勢の新入生がテントの前を行き交っていた。 ……その時、私の隣でビラを配っていた女子大生が目に入った。
年齢は19歳くらい、茶髪のロングヘアをポニーテールにした明るい印象の女性だ。サークルのスタッフ用パーカーに、黒のミニスカトを穿いている。 勧誘が始まって1時間が過ぎた頃、彼女の様子が急激に変わり始めた。
彼女はテントの中で、両脚をぴたりとくっつけ、交互にカカトを上げるようにして足踏みをし始めたのだ。 新入生に笑顔を向けながらも、彼女の腰は引け、スカートの裾をこれでもかと擦り合わせている。 血の気が引いたように青ざめた顔で、彼女はパーカーのポケットに両手を入れ、下腹部を強く押し当てていた。間違いない、彼女は猛烈な尿意と戦っている。
受付は交代要員が来るまで離脱できず、新入生が途切れないという社会的な拘束が彼女をその場に縛り付けていた。 見てはいけないと思いつつも、彼女の膝の小刻みな震えや、時折漏れる「うぅ……」という苦しげな吐息に私の心臓はドクドクと早く脈打った。 尿意の波がさらに強く押し寄せる。
彼女はついにビラを持ったまましゃがみ込むようにして、両膝を密着させて身を丸めた。 交代のスタッフがテントに来た瞬間、彼女は挨拶もそこそこにビラを渡し、前を押さえながら内股のまま近くの校舎のトイレへと急いで消えていった。
今でもサークルの勧誘チラシを見るたび、あの時の彼女の限界の背中と、私の胸を焦がしたあの日の密やかな高揚感を思い出す。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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