真夏の炎天下でのバス停待ち
八月の焼け付くような午後三時、遮るもののない炎天下のバス停留所でのことだ。私は運行が遅れている路線バスを待つため、停留所の小さなベンチに座って本を読んでいた。 ……その時、同じようにバスを待っていた女性が目に入った。 年齢は二十代半ばくらい、涼しげなノースリーブの白いコットンブラウスに、黄色の綿フレアスカートを合わせている。 髪はポニーテールに結ばれており、手には黒い日傘と小さなハンドバッグを持っていた。
最初は日傘を差して静かに立っていた彼女だったが、徐々にその様子がおかしくなっていった。 彼女は突然、日傘を持つ手を少し下げ、もう片方の手をフレアスカートの裾の上から股間に当てたのだ。 さらに、サンダルを履いた両足を交互にもじもじと交差させ、内ももをきつく押し付け合っている。 暑さを避けるために冷たい飲み物を一気に飲みすぎたのだろう、猛烈な尿意に襲われているのは明らかだった。 首筋からデコルテにかけて冷や汗が伝い、白いブラウスの襟元がわずかに湿っているのが見えた。
周囲にはコンビニや商業施設はなく、バスが来ない限り逃げ場はない。 彼女はスマートフォンの画面を見るふりをして時間を何度も確認していたが、その指先は白く震えていた。 見てはいけないと思いつつも、彼女の限界に達した太ももの動きと、必死に耐える表情から目が離せなくなった。 彼女の額やうなじからは冷や汗がにじみ、綺麗にメイクされた顔が苦痛に歪んでいく。 「バス、早く来て……」 彼女の口元がそう動いたように見えた。
尿意の波が押し寄せるたび、彼女はスカートの裾をギュッと握りしめ、背中を丸めて耐えていた。 ヒールサンダルのつま先に体重をかけ、カカトを浮かせては下ろす動きを繰り返している。 「もしここで漏らしてしまったら……」 彼女の焦りと羞恥心が、張り詰めた空気を通じて伝わってくる。 その極限状態の彼女の姿を見つめるうちに、私の心臓はドクンドクンと早く鼓動し、息が苦しくなるのを感じた。
ついに遠くからバスが見えた時、彼女はホッとしたように全身の力が一瞬抜けた。 しかし、その瞬間に膀胱への刺激が極限に達したのだろう。 彼女は「あっ……」と小さく声を漏らし、内股のままその場で動きを止めてしまった。 両手で完全に股間を強く押さえ、顔を真っ赤にして必死に耐えている。 バスが到着し、ドアが開いたが、彼女は乗車口のステップを上がることができず、友人に支えられるようにして停留所の陰へと消えていった。 今でも真夏のバス停を通るたび、あの時の彼女のスカートの揺れと、限界の震えを思い出して胸がゾクゾクとする。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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