排泄物語

講義中の静かな大教室

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秋の穏やかな午前十時、私は大学の広い大教室で講義を受けていた。室内には教授の声と、学生たちのノートをとる静かな音だけが響いていた。 最初の異変は、講義が開始されてすぐに訪れた。下腹部にツンとした鋭い尿意が走り抜けたのだ。 「講義終了まであと一時間……」 静まり返った教室の中で、私は席を立つタイミングを完全に失っていた。立ち上がるだけで椅子が床と擦れて「ガタッ」と大きな音が響く。その視線を恐れて、どうしても立ち上がることができなかった。

そうこうしているうちに、第二波の尿意が容赦なく膀胱を圧迫し始める。 私はジーンズの下で、両脚を交差させ、内ももをこれでもかと密着させた。 冷たい汗が全身から噴き出し、背中に張り付いていく。 頭の中は、あと何分耐えられるかという秒刻みの計算で埋め尽くされ、教授の講義は一切耳に入らなくなっていた。 下腹部は破裂寸前のゴム風船のように張り詰め、少しでも力を抜けば一瞬で決壊する状態だった。

「神様、どうか時間を進めてください」 心の中で無意味な祈りを捧げ、スマートフォンの画面を何度も点灯させて時間を確認する。一分が永遠のように感じられた。 机の下で、シャープペンを握る手は汗でベタつき、ノートの文字が滲んで見えなくなるほど視界が狭まる。 限界を超えた膀胱が、一分一秒の戦いを強いてくる。この極限状態のスリルと羞恥心の中で、頭の奥がカアッと熱くなるのを感じていた。

ようやく講義終了のチャイムが鳴り響いた瞬間、私は周囲の学生が立ち上がるのを待たず、不自然な内股の姿勢で通路へ滑り出た。 一歩歩くごとに、膀胱に激しい痛みが走り、尿道から中身が漏れそうになる。 私は半泣きの表情で、廊下の突き当たりにあるトイレへ滑り込んだ。 個室に入り、便座に座った瞬間のあの圧倒的な解放感は、今でも静かな講義室に行くたびによみがえり、股の奥をキュンと熱くさせる。

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