冷え切った冬の特別講義
凍てつくような1月の金曜日、午後3時過ぎの大学の代講義室でのことだ。期末試験前の特別講義のため、普段はまばらな席がほぼ満員状態で埋まっており、暖房の効きが追いつかないほど底冷えがしていた。私は階段教室の中段付近に座っていたが、その時、斜め左前の席に座っていた女子学生が目に入った。
彼女は清楚な雰囲気の大学生で、ベージュの肉厚なケーブルニットに、ダークグレーのウール製ミニスカート、黒の80デニールほどの不透明なタイツを穿いていた。髪は肩下まで伸びた栗色のストレートヘアで、ハーフアップに結んだ部分に小さなリボンのバレッタがあしらわれていた。手元には、お洒落なレザーのペンケースとゴールドフレームの眼鏡が置かれていた。しかし、講義が後半に入った頃から、彼女の様子に明らかな異変が現れた。
彼女は突然、シャーペンを握る右手を机の上で強く握りしめ、両脚を不自然なほどぴたりと密着させたのだ。さらに、ウールスカート of 裾の中で、内もも同士を強く擦り合わせるようにしてもじつき始めた。底冷えする講義室で、冷たいお茶を飲みすぎたのが災いしたのだろう。きれいに塗られた薄ピンクのリップはきつく噛み締められ、時折、痛みに耐えるように顔を引きつらせていた。額にはじわりと冷や汗がにじみ、せっかく整えたファンデーションが汗で浮き上がり、おでこの髪がべったりと張り付いている。彼女はメガネを外しては何度も目元を拭い、鼻先を赤くしながら、必死に内ももに力を込めていた。足首を細かく交差させ、ローファーの踵をせわしなく上下させており、衣擦れの音が微かに聞こえる。
彼女の膀胱はすでに生理的な限界を迎えているようだった。しかし、静まり返った講義室で、プロジェクターを使ったスライド説明の最中であり、今立ち上がれば全員の注目を浴びてしまう。その社会的な檻と恥ずかしさが、彼女を席に縛り付けていた。彼女は心の中で「あと15分……講義が終わるまで耐えろ」と必死に交渉しているようだった。尿意の波が押し寄せるたび、彼女の背中がビクンと強張り、細い首筋に緊長の筋が浮き出た。手すりを掴む指先は血の気が引いて真っ白になり、肩が不自然に上がっている。
私は彼女の極限状態の様子から目が離せなくなってしまった。見てはいけないと思いながらも、彼女がタイツの股の部分を密かに引き上げようとする手の動きや、尿意の激痛で「はぅ……」と熱い吐息を漏らす表情に、心拍数が異常に跳ね上がり、喉がカラカラに渇いた。
講義終了のチャイムが鳴り響いた瞬間、彼女は立ち上がることができず、そのまま机にしがみつくようにして前屈みになった。両手で完全に股間を圧迫し、肩を小刻みに震わせて泣き出している。友人に肩を支えられ、引きずるようなひどい内股のまま、彼女はなんとか出口へと向かっていった。今でも冷たい大教室に入ると、あの時の彼女のタイツ越しの震えと、限界の吐息を思い出して胸がゾクゾクする。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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