静寂の定例進捗会議
蒸し暑い7月の午前10時、本社ビルの12階にある重役用の第3会議室でのことだ。私は重要な新規クライアントとの進捗報告会義に出席していた。冷房が効きすぎた室内で冷たいアイスコーヒーを二杯も飲み干したのが完全に災いし、下腹部の奥深くで鈍い地鳴りのような猛烈な便意が頭をもたげた。
私はその日、上質なシルク混の白いフレンチスリーブブラウスに、ネイビーのストレッチタイトスカート、ストッキングに黒のピンヒールを合わせていた。髪はすっきりと一つ結びにまとめていた。しかし、急激な腹痛が襲ってきた瞬間、全身から冷たい汗が噴き出し、背中がベタつくのを感じた。顔の血の気は一瞬で引き、丁寧に仕上げたメイクが汗で崩れて目元ににじみ、アイライナーが黒く汚れ始めているのが分かった。会議室の重苦しい静寂の中、私はタイトスカートの中で両膝を強く押し付け合い、お尻の括約筋を極限まで引き締めた。
下腹部を貫くのは、まさに腸が激しく収縮するような激痛の第一波だった。括約筋はすでに限界値に達しており、まるで高圧のダムの門を薄い膜一枚でせき止めているような感覚だ。頭の中では「あと10分で私の発表パートが終わる、それまで頼むから大人しくしてくれ」「いや、今ここで席を外したら進行が台無しになる」という狂気じみた内面交渉が繰りひろげられいてた。役員たちの視線という社会的な圧力が、私を椅子から動けなくしていた。限界の波が来るたび、私の喉からは「うう……」と押し殺した短い吐息が漏れ、お腹の急激な下りに伴う鳥肌が全身を覆った。
商談が進む中、私は自分の喉が渇ききり、心臓がドラムのように激しく波打っているのを自覚していた。お尻の括約筋が悲鳴を上げ、まるで針で刺されたような痛みが走る。内も本の筋肉は完全に強張っており、一歩でも足を動かせばその隙間から全てが漏れ出してしまいそうな絶望的なスリルに支配されていた。恥ずかしさと焦燥感で頭の中がカアッと熱くなり、視界がチカチカと狭まる。
会議が終了した瞬間、私はお尻をかばうように極端な内股になりながら、何とか会議室を飛び出した。廊下を競歩のような不自然な早足で進み、突き当たりの女子トイレへと駆け込んだ。便座に座り、お腹の圧力が一気に解放された瞬間の、頭が真っ白になるほどの恍惚感。今でも冷房の効いた広い会議室に入るたびに、あのお尻の奥の激しい痛みと、崩れたメイクの感覚が鮮明によみがえる。
---
― この話は、これにて ―
この話を評価する
平均 4.0(1件)
※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
この話の続きは映像で——実写の脱糞・スカトロ作品を価格比較
価格比較・レビューは姉妹サイトScatSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)
「生成エピソード集」の他の話
炎天下のコソサート入場列での死闘
真夏のギラギラとした太陽が照りつける8月の午後3時、私は都内のスタジアムで開催される大規模屋外コンサートの入場待機列にいた。周囲には何千人ものファンがひしめき合い、熱気と興奮が渦巻いていた。最初の異変は、入場ゲートの列に並び始めてから50分…
講義中の静かな大教室
秋の穏やかな午前十時、私は大学の広い大教室で講義を受けていた。室内には教授の声と、学生たちのノートをとる静かな音だけが響いていた。 最初の異変は、講義が開始されてすぐに訪れた。下腹部にツンとした鋭い尿意が走り抜けたのだ。 「講義終了まであと…
静まり返った大講儀室での攻防
凍てつくような12月の午後2時前、大学の本館にある200人収容の大覚室でのことだ。期末試験直前の重要な講義が行われており、室内はペンを走らせる音以外は一切聞こえない静寂に包まれていた。私は後方の席からノートを取っていたが、その時、教壇でマイ…
ホテルのラウンジと閉ざされたドア
冷たい秋の雨が降る10月の金曜日の夜9時すぎ、都心の高級ホテルのラウンジでのことだ。店内はジャズのBGMが静かに流れており、カウンター席にはお洒落に着飾った客が静かにお酒を楽しんでいた。私はバーテンダーの真ん前の席でカクテルを傾けていた。……
関連する話
【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録
4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…
【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで
10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…
河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間
金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…
夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分
てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…


