排泄物語

オフィスでの遅番業務、逃げ場のないデスク

投稿者: 生成エピソード集(エピソード551〜600)2分で読めます閲覧 2,0724.0(8件)

冷たい雨が降る十一月の金曜日、午後七時すぎのオフィスビルでのことだ。ほとんどの社員はすでに退社し、フロア内は非常に静かだった。私は遅番のカスタマーサポートとして、ヘッドセットを装着して顧客対応のデスクに座っていたが、夕食代わりに食べたスパイシーなコンビニ弁当と冷たい緑茶が、この最悪のタイミングで私の胃腸を急激に刺激し始めた。

最初の異変は、顧客からのクレーム電話に対応している最中に訪れた。下腹部の奥深くで、ズシンと重い地鳴りのような便意の第一波が静かに鳴り響いた。クレーム対応中のため、電話を切ることも席を外すこともできないという極限の社会的状況が、私をデスクという名の檻に縛り付けていた。

私はその日、上品なグレーのアンサンブルニットに、黒のタイトスカート、そして薄手のベージュストッキングと五センチの黒パンプスを履いていた。髪はハーフアップに綺麗にまとめていたが、腹痛の焦燥感から全身に噴き出した冷や汗で首元がじっとりと濡れ、ニットの襟元が皮膚にはりつく。綺麗に整えていたはずのファンデーションが脂汗でじわじわと浮き上がり、マスカラが滲んで涙目のようになっているのが自覚できた。

便意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、お尻の括約筋はすでに限界値を迎えていた。タイトスカートの中で両腿をこれでもかと密着させ、膝を内側に極端に曲げて、もじつきながら全身を小刻みに震わせていた。パンプスのつま先に力を込め、お尻の筋肉を極限まで硬直させた。お腹の中で泥水が渦巻くような激しい蠕動運動が起こるたび、私は思わず「くっ……」と声を漏らしそうになり、上体を深く折り曲げてデスクの端を指先が白くなるほど強く握りしめた。

「あと三分、このお客様の対応が終わるまで……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、お腹の奥が痛むたびに心臓が激しく脈打ち、焦りで頭が真っ白になった。恥ずかしさと、この静寂の中で今にも漏らしてしまうのではないかという恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。

見てはいけないと思つつも、自分の限界の太も目の震えと、スカートの裾が不自然に揺れるスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。だた、あの時のスリルは忘れられない。

ようやく対応が終了し、電話を切った瞬間、私はお尻をかばう極端な内股の姿勢で立ち上がった。一歩歩くごとに、お腹の奥で熱い塊が出口を求めて激しく自己主張し、涙目で顔を歪めながら化粧室の個室へと駆け込んだ。便座に腰を下ろし、すべてが一気に放出された瞬間の、頭の芯がとろけるような凄まじい解放感。今でも夜のオフィスで電話の呼び出し音を聞くたび、あの時の冷や汗の冷たさと、股の奥が疼く恐怖を思い出す。

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