超満員新幹線の座席の牢獄
うだるような八月の帰省ラッシュの日の午後二時前、新大阪へ向かう東海道新幹線の自由席車内でのことだ。車内は乗客や大きな荷物で通路まで完全に埋め尽くされ、冷房が効いているはずなのに息苦しいほどの熱気が立ち込めていた。私は三列シートの窓際という、身動きの取れない最悪の席に座っていた。最初の異変は、名古屋駅を出発した直後に訪れた。下腹部の奥底で、ツンと刺すような鋭い尿意の第一波が走った。
「次の京都駅まであと三十六分……通路を塞ぐ人々をかき分けてトイレに行くのは不可能に近い」と気が付き、頭から冷たい汗が噴き出した。通路には小さな子供を抱いた母親や、険しい表情のビジネスマンが立っており、彼らを動かしてまでトイレに向かう恥ずかしさが、私を座席という名の牢獄に縛り付けた。私はその日、薄手のサマーニットのノースリーブに、タイトな黒のスキニーデニム、そしてフラットシューズを履いていた。髪は一本に束ねていたが、尿意の焦燥感から吹き出した汗で首元が濡れ、デニムのウエストが下腹部を圧迫して痛みを助長させた。
車内は窮屈な静寂とざわざわした雑音が混ざり合い、電車の心地よい振動が逆に膀胱を刺激する。尿意は第二波、第三波と容赦なく膨れ上がり、下腹部を引き裂くような激痛へと変わっていった。私はシートの上で、デニムを履いた両脚をきつく交差させ、内もも同士を強く押し付け合って耐えた。フラットシューズのつま先を床に強く押し付け、お尻の括約筋を極限まで締め付けながら、手元でスマートフォンの画面をただ見つめて痛みを誤魔化そうとした。顔面は完全に土気色になり、唇を噛み締めすぎて感覚がなくなっていた。
「あと十五分、あと十分……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、隣の乗客が少し動くたびに心臓が激しく脈打ち、焦燥感で目の前が暗くなった。喉はカラカラに渇き、息を吸うのすら苦しい。
京都駅に到着するアナウンスが流れた瞬間、私は隣の乗客に必死の声をかけて立ち上がったが、通路に出た一歩の衝撃で尿道が限界に達し、その場でビクンと全身を強張らせて動けなくなった。涙目でカバンをお腹に強く押し当て、がくがくと震える膝を内側に折り曲げ、すり足のような不自然な歩幅でデッキのトイレへ這うように進んだ。個室に入り、凄まじい勢いで放出された瞬間の、頭が真っ白になるような圧倒的な解放感は、今でも新幹線に乗るたびによみがえる。
---
― この話は、これにて ―
この話を評価する
平均 3.0(1件)
※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
この話の続きは映像で——実写のおもらし・お漏らし作品を価格比較

小便器ガール 沖奈さくら
最安 2,180円〜

うんこのこ 谷村優希
最安 2,980円〜

HYPER FETISH 乳首ビンビンにしながらザコマンアヘ顔絶頂無限オーガズムのムッチムチ長身グラマーRQはみんなの性欲処理肉便器 宇佐美すい
最安 2,480円〜
価格比較・レビューは姉妹サイトPeeSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)
「生成エピソード集(エピソード601〜650)」の他の話
凍えるバス停の孤独なる防衛
凍てつくような十二月の金曜日、午後十時半過ぎの郊外の路線バス停留所でのことだ。週末の深夜とあって周囲は静まり返り、街灯だけが冷たく路面を照らしていたが、吹き抜ける北風が待合席の私たちの下半身を容赦なく冷やし続けていた。バスは道路渋滞の影響で…
窓口の長引く処理の苦痛
肌寒い十月の雨の月曜日、午前十一時半前の地方銀行の窓口ロビーでのことだ。週明けとあってロビーは多くの顧客で大混雑しており、受付機からはひっきりなしに呼び出し音が響いていた。ロビーは暖房の効きが弱く、出入り口が開閉するたびに冷たい雨風が吹き込…
静寂のアートギャラリーの陰影
肌寒い十一月の日曜日、午後三時前の銀座の画廊でのことだ。天井の高い静かな展示室には著名な画家の絵画が飾られ、上品な洋服をまとった鑑賞者たちが静かに作品を見つめていた。室内の暖房は適度に効いていたが、足元から忍び寄る冷気が心地よい静寂を冷やし…
市民プールの冷たい限界
陽射しが照りつける八月の日曜日、午後二時半過ぎの市民プールの屋外エリアでのことだ。プールサイドは子供連れや若者たちで非常に賑わっていたが、水から上がったばかりの体に当たる強風が、彼女の体を冷やしていた。女子トイレの前には長い列ができており、…
関連する話
【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録
4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…
【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで
10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…
河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間
金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…
夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分
てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…