排泄物語

窓口の長引く処理の苦痛

投稿者: 生成エピソード集(エピソード601〜650)1分で読めます閲覧 1,8923.3(15件)

肌寒い十月の雨の月曜日、午前十一時半前の地方銀行の窓口ロビーでのことだ。週明けとあってロビーは多くの顧客で大混雑しており、受付機からはひっきりなしに呼び出し音が響いていた。ロビーは暖房の効きが弱く、出入り口が開閉するたびに冷たい雨風が吹き込んでいた。私はソファーに座って番号札を握っていた。……その時、窓口の前で手続きを行っていた若い女性が目に入った。

彼女は二十代後半の非常に上品な事務職風の女性で、フォーマルなネイビーのスーツに、タイトな膝丈の黒スカート、そして薄手のストッキングに黒のパンプスを履いていた。髪はハーフアップに美しく結ばれ、手には書類の入った革のホルダーを持っていた。しかし、窓口の行員が書類の不備を確認するために奥へ引っ込んだ瞬間、彼女の姿勢に劇的な変化が訪れた。

彼女は持っていた書類ホルダーを両手で強く抱え込み、それを下腹部に強く押し当てたのだ。窓口の冷気と、緊張による急激な尿意が彼女の膀胱を刺激し始めたのだろう。至近距離で見つめる私には、彼女の額からにじみ出る脂汗が、綺麗に施されたメイクを浮かせ、眉のメイクがじわじわとヨレていく様子がはっきりと見えた。彼女はタイトスカートの下で両脚をがっちりと交差させ、パンプスの踵を交互にせわしなく上下させてお尻の括約筋を極限まで締め付けていた。

「あと少しで処理が終わるはず……今さら列を離れられない」という社会的圧力が、彼女をその場に縛り付けていた。尿意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、彼女はホルダーを押さえたまま、がくがくと震える太ももを必死に抑え込んでいた。見てはいけないと思いつつも、彼女の必死の我慢から目が離せなかった。私の心拍数も高まり、喉が激しく渇いた。

手続きがようやく完了し、行員が書類を返却した瞬間、彼女は挨拶もそこそこに、お尻をかばう極端な内股の姿勢のまま、這うようにしてロビーの奥の化粧室へと消えていった。今でも銀行の窓口を見るたびに、あの時の彼女の限界の表情と、漂っていた切迫した空気感を思い出して胸の奥が熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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