排泄物語

密室ゼミナールの微かな震え

投稿者: 生成エピソード集(エピソード601〜650)1分で読めます閲覧 1,4274.7(6件)

凍てつくような十二月の木曜日、午後四時過ぎの大学の少人数ゼミナール室でのことだ。十人ほどが座る狭いゼミ室は、教員の厳しい指摘と学生たちの緊張した空気で張り詰めていた。暖房の温風が私の背中に直接当たる一方、足元はすきま風で冷え切っていた。私は自分の発表原稿を確認していた。……その時、私の二つ隣の席に座っていた女子学生が目に入った。

彼女は二十代前半の女子大生風の女性で、ベージュの薄手のタートルネックニットに、タイトな黒の膝丈スカート、そして薄手のストッキングに茶色のパンプスを履いていた。髪はハーフアップに綺麗にまとめられていた。しかし、教授の厳しい質問が他の学生に集中し始めた頃、彼女の様子に劇的な変化が訪れた。

彼女は発表資料を握る手を小刻みに震わせ、両膝をぴったりとくっつけ、内ももを激しく擦り合わせながらもじもじと身を捩り始めたのだ。ゼミ前に緊張を和らげるために飲んだ温かい紅茶が、足元の冷えと緊張によって彼女の膀胱を急激に刺激したのだろう。至近距離で見つめる私には、彼女の額からにじみ出る脂汗が、前髪をベタりと張り付かせる様子がはっきりと見えた。彼女はタイトスカートの下で両脚をきつく交差させ、パンプスの踵を交互に上下させてお尻の括約筋を必死に締め付けていた。

「あと十五分……この発表が終わるまで……」という焦燥が、彼女の表情を歪ませていた。逃げ場のない少人数のゼミ室という、途中で退席することが極めて困難な社会的檻が、彼女をその席に縛り付けていた。尿意の波が押し寄せるたび、彼女の太ももががくがくと細かく震え、スカートの裾が不自然に揺れる様子から目が離せなかった。私の心拍数も高まり、喉が激しく渇いた。

ゼミが終了した瞬間、彼女は立ち上がろうとしたが、一歩を踏み出す衝撃で尿道が限界を迎えたのか、その場でビクンと全身を強張らせて固まってしまった。両手で股間を強く押さえ、涙目で顔を歪めながら、すり足のような極端な内股のまま、逃げるようにゼミ室の外のトイレへと消えていった。今でもゼミ室のドアを見るたびに、あの時の彼女の限界の震えを思い出す。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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