排泄物語

高架線上の運転見合わせ

投稿者: 生成エピソード集(エピソード651〜700)2分で読めます閲覧 1,7153.8(12件)

厳しい残暑が残る9月の午後7時半過ぎ、東京メトロ東西線の快速電車の車内でのことだ。帰宅ラッシュの満員電車の中、エアコンは最大で稼働していたが、乗客たちの人いきれで息苦しいほどの熱気が立ち込めていた。最初の異変は、葛西駅を通過して西船橋へ向かう高架線上を走行中に、突如として電車が信号待ちのために緊急停車した瞬間だった。下腹部の奥深くで、ツンと刺すような鋭い尿意が走った。

「すぐに動き出すはず」と楽観視していたが、車内アナウンスが「先行列車にトラブルがあり、運転再開には30分以上かかる見込み」と告げた瞬間、私の頭の中は絶望で満たされた。駅の売店で購入して一気飲みした冷たい炭酸水が、この最悪のタイミングで膀胱へと直接送り込まれ、膨らみかけた風船のように限界を主張し始めた。

私はその日、薄手の白いシフォンブラウスに、タイトなネイビーの膝丈スカート、そして素足に黒の5センチヒールパンプスを履いていた。髪はポニーテールに結んでいたが、冷や汗で首元が濡れ、前髪が額にはりつく。ファンデーションの下の肌は急速に青ざめ、きつく噛み締めた唇は完全に血の気が引いて白くなっていた。

周囲に人が押し寄せる満員電車の密室という社会的状況が、私を肉体的にも精神的にも限界へと追い詰めていく。少しでも動けば周囲に怪しまれるという恐怖があり、私はバッグを両手で強く抱え込み、それを下腹部に強く押し当てるようにし始めたのだ。スカートの中で、ストッキングを履いた両膝をぴったりとくっつけ、内ももを激しく擦り合わせるような仕草を繰り返した。

尿意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、膀胱は決壊寸前の水風船のように膨らみ、下腹部全体が引き裂かれるように痛む。「あと20分、あと3駅……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、電車がガタンと揺れるたびに心臓が激しく脈打ち、尿道が限界を迎えそうになって全身を硬直させた。

恥ずかしさと、この静寂の中で今にも粗相をしてしまうのではないかという恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。

ようやく次の駅に滑り込んでドアが開いた瞬間、私は周囲の目も気にせずにホームへ飛び出したが、一歩を踏み出す衝撃で決壊しそうになり、その場でビクンと全身を強張らせて動けなくなった。涙目でカバンをお腹に強く押し当て、がくがくと震える膝を内側に折り曲げ、すり足のような奇妙な歩幅でトイレへと滑り込んだ。便座に座り、温かい水分が放出された瞬間の、頭の芯がとろけるような凄まじい解放感。今でも電車のブレーキ音を聞くたび、あの時の冷や汗と恐怖が鮮明によみがえる。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 3.8(12件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

生成エピソード集(エピソード651〜700)」の他の話

3.755閲覧 2,520

真冬のアトラクションの洗礼

北風が容赦なく吹き荒れる1月の三連休、午後3時過ぎの千葉県にあるテーマパークでのことだ。大人気アトラクションの前には「140分待ち」の長い行列ができており、周囲はカップルや家族連れで溢れかえっていた。最初の異変は、列の半ばまで進んだ並び始め…

4.678閲覧 2,519

情報演習室の密やかな汗

秋雨の降る10月の午後3時過ぎ、大学の情報教育棟にある演習室でのことだ。室内はエアコンで寒いくらいに冷やされており、何十台ものPCのファンの音が静かに響いていた。私はレポートを作成するために後方の席に座っていた。……その時、私の二つ前の席で…

4.656閲覧 2,230

クリニック待合室の砂時計

うららかな5月の午後2時過ぎ、都内にある歯科クリニックの待合室でのことだ。最新の歯科ユニットが並ぶ待合エリアは静かで、微かに消毒液の匂いが漂っていた。最初の異変は、受付を済ませてソファに座ってから10分が経過した頃だった。下腹部の奥深くで、…

4.873閲覧 2,214

大型書店の迷路

冷たい秋雨が降る10月の午後3時過ぎ、都内にある大型書店の文芸書フロアでのことだ。店内は読書を楽しむ人々で静まり返っており、本のインクの匂いと暖房の熱気が漂っていた。私は棚の間で小説を探していた。……その時、近くの歴史書コーナーの棚の前で立…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます