排泄物語

オフィスロビーの冷ややかな影

投稿者: 生成エピソード集(エピソード651〜700)2分で読めます閲覧 3264.0(2件)

冷たい秋雨が降る10月の金曜日、午後3時過ぎの大手総合商社が入る高層ビルのオフィスロビーでのことだ。広大なロビーは商談に向かうビジネスパーソンたちで賑わっており、大理石の床からは冷気と雨の匂いが漂っていた。私は受付カウンターの近くのソファで取引先の担当者を待っていた。……その時、ロビーの隅にあるエレベーターホールの前で立ち往生している女性が目に入った。

年齢は30代前半の上品なOL風。仕立ての良いグレーのテーラードジャケットに、膝丈のタイトな黒ペンシルスカート、そして黒のストッキングに艶やかに磨かれたヒールパンプスを履いていた。髪はきっちりと後ろでシニヨンにまとめられ、ブランドバッグを手に持っていた。しかし、エレベーターの到着を待つ列の中で、彼女の様子に明らかな変調が生じ始めた。

彼女はバッグを両手でギュッと握りしめ、それを下腹部に強く押し当てるようにし始めたのだ。さらに、タイトスカートの中で、両膝をピタリとくっつけ、内ももを強く擦り合わせるような仕草を繰り返した。商談前の過度の緊張と、ビル内の強力な冷房が、彼女のデリケートな胃腸を急激に刺激したのだろう。綺麗に施されたメイクの隙間から、冷や汗がにじみ出て、おでこの前髪がベタりと張り付いていくのが至近距離で見えた。

同行者の男性に話しかける彼女の声は微かに震え、きつく噛み締めた唇は完全に血の気が引いて白くなっていた。「あの、ちょっとお先に……」と言いかけたまま、次の瞬間、下腹部を襲った激しい腹痛の波に耐えかねて、彼女は上体を深く折り曲げてしゃがみそうになった。

便意 of the 波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、彼女のお腹の中でゴロゴロと不快な音を立てて波打った。彼女は思わず「くっ……」と声を漏らしそうになり、小さなクラッチバッグをギュッと下腹部に押し当ててお尻の括約筋を極限まで締め付けていた。見てはいけないと思いつつも、彼女の太ももが限界の緊張でがくがくと震え、タイトなスカートの生地が激しく擦れ合う様子から目が離せなかった。私の心拍数は跳ね上がり、喉が乾いて息をするのも忘れるほどだた。

しばらくして、エレベーターが到着し、彼女はすり足のような不自然な足取りで、逃げるように化粧室へと消えていった。今でも高層ビルのエレベーターを見るたび、あの時の彼女の限界の震えと、漂っていた切迫した空気感を思い出して胸がゾクゾクと熱くなる。

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