排泄物語

豪雪の関ヶ原で立ち往生する車内

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凍てつくような1月の午後2時前、豪雪のため関ヶ原付近で緊急停止した東海道新幹線の車内でのことだ。車内の暖房は効いていたが、窓の外は真っ白な雪景色が広がり、復旧の見込みが立たないというアナウンスが流れて痛。私は窓際の席でパソコンを開いていた。最初の異変は、停車してから30分が経過した頃だった。下腹部の奥深くで、ツンと刺すような鋭い尿意の第一波が私を襲った。

駅のホームで慌てて飲み干した冷たい缶コーヒーが、この足元の冷えと緊張によって、私の膀胱を急激に刺激したのだ。「車内のトイレに行けばいい」と考えたが、同じように尿意を催した乗客たちでデッキは長蛇の列になっており、自分の番が来るまでどれだけかかるか分からない状況だった。

私はその日、上品なグレーのテーラードジャケットに、膝丈のタイトスカート、黒のシアータイツ、そして5センチヒールの黒パンプスを履いていた。髪はハーフアップに整えていたが、尿意による冷や汗で額の生え際が濡れて前髪が額にはりついてしまった。メイクは綺麗に仕上げていたが、尿意の激痛が走るたびに顔から血の気が引き、目の前がチカチカと暗くなるのを感じた。

満員の車内という、途中で降りることが不可能な極限の社会的檻が、私を肉体的にも精神的にも限界へと追い詰めていく。

タイトスカートの下で、ストッキングを履いた両脚をこれでもかと密着させ、両膝を左右に激しくもじもじと揺らしながら、パンプスのつま先だけで床を強く踏みしめて耐えた。尿意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、下腹部をギシギシと収縮させた。「あと5人、あと数分……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返したが、列が少し進むたびに焦りで思考が停止しそうになった。額から流れる汗が頬を伝い、丁寧に塗ったファンデーションを溶かしていく。

恥ずかしさと、大勢の乗客の前で今にも決壊してしまいそうだという恐怖が頭を支配し、心臓は早鐘のように脈打っていた。

ようやく私の番が来て、個室へ滑り込んだ瞬間、私はお尻をかばう極端な内股の姿勢でドアを閉めた。一歩歩くごとに尿道が悲鳴を上げ、涙目で顔を歪めながら便座に座った。温かい水分が一気に解放された時のあの圧倒的な解放感は、今でも雪景色を見るたびに思い出され、下腹部の奥をキュンと疼かせる。

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