介抱してた同期が公園のベンチで限界を迎えた夜
今回は自分じゃなくて同期の話です(本人掲載許可済みwww)。年度末の打ち上げで同期の女子(仮にAとします)がベロベロになっちゃって、私がタクシー乗せるまで介抱係になったんですよ。駅前の公園のベンチで水飲ませて休ませてたんですけど、Aはワンピース姿で、酔って頬が真っ赤で、目もとろんとしてまし。26歳、いつもはしっかり者で通ってる子なんですけど、あの日は完全に限界超えてまし。
急に彼女が「ちょっとやばい、トイレ」って言い出して。公園のトイレは夜間閉鎖。駅までは徒歩5分。
「歩ける?」って聞いたら「むり」って即答されまし。顔面蒼白で、下腹を両手で押さえて、体を前後にゆらゆらさせてまし。ヒールを脱ぎかけては履き直す、みたいな落ち着かない動きも繰り返してて、こっちも見てるだけで心臓が締め付けられまし。とりあえず肩貸して立たせた瞬間、彼女がびくって止まって、小さい声で「あ」って言ったんですよ。その「あ」の声のトーンで全部察しまし。ベンチの下にぽたぽた音がして、街灯の下で見たらパンプスの間に水たまりができてて。ワンピースの裾が濡れて肌に張り付いてるのが見えて、こっちまで息止まりまし。
本人は酔いが一瞬で覚めた顔してました。目に涙浮かべて「うそ、うそ」って繰り返してて。手がぶるぶる震えてて、こっちの方が動揺しちゃって、何て声かけていいか分からなくなりまし。私はもう何も見なかったことにして、上着を腰に巻いてあげてタクシー拾いました。車内で彼女が「人生終わっ」ってつぶやいたのが忘れられませんwww いや、終わってないよ!
私も前科あるから!って言ったら少し笑ってくれました。あの夜のことは二人だけの秘密です。今では笑い話にできてるけど、当時はほんとに真剣な顔してました。介抱する側からされる側に一瞬で立場が入れ替わった夜で、私の中の「介抱スキル」がまた一段レベルアップした気がしまし。あのベンチの前を通るたび、今でも二人でちょっと目を逸らしちゃいます。お酒はほどほどに。
― この話は、これにて ―
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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