排泄物語

投稿者

はるか

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九十分の社会的ラビリンス

二十歳の秋、大学の友人たちと訪れた有名なテーマパークでの体験だ。十月下旬の少し肌寒い夕方、ハロウィンの装飾で彩られた園内は多くの人でごった返していた。私たちは園内屈指の人気を誇る絶叫アトラクションの列に並んでいた。待ち時間は「九十分」。私は…

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逃げ場なき高速バスの渋体

二十六歳の秋、実家への帰省のために利用した夜間の高速バスでのことだ。十月の週末、連休の初日ということもあり、バスは満席だった。私は窓側の席に座り、リラックスできるゆったりとしたロングスカートにスウェットを合わせ、足元はスニーカー、髪は後ろで…

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出発ロビーの限界契約

二十八歳になった今年の夏、出張のために訪れた羽田空港での出来事だ。八月の長期休暇シーズンということもあり、出発ロビーは旅行客で溢れ返っていた。私が乗る予定の便の保安検査場前には、蛇行しながら果てしなく続く長蛇の行例が形成されていた。私は仕事…

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助手席の長い渋体

十九歳のゴールデンウィーク、サークルの友人たちと計画した伊豆への日帰りドライブ旅行でのことだ。初夏の輝くような日差しが降り注ぐ中、私たちはレンタカーを借りて意気揚々と高速道路を走っていた。私は助手席に座り、カジュアルなデニムのショートパンツ…

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凍える朝の限定ショップ

あれは私がまだ十六歳の冬、忘れもしない十二月の刺すような寒さの土曜日の朝だった。大好きなアイドルグループの限定コラボカフェの整理券を求めて、私は始発の電車に乗って都心の路地裏へとやってきた。朝の六時半、気温はわずか三度。ビルの谷間から吹き抜…

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路地裏のプレミアム行例

二十三歳の春、社会人になって少し経った頃の土曜日のことだ。SNSで大流行していた路地裏の高級ベーカリーの限定クロワッサンを手に入れるため、私は午前九時の開店前に並び始めた。気温は十五度前後と心地よいはずだったが、日陰になっている細い路地には…

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