春のフラワーパークと閉鎖された温室
爽やかな4月の午前11時半前、私は新緑が眩しい広大なフラワーパークにいた。気温は20度と快適だったが、広大な園内を歩き回るうちに体感温度は徐々に上がっていた。 最初の異変は、急な登り坂を越えた直後にやってきた、下腹部を雑巾のように激しく絞られるような突然の便意だった。 「温室のトイレまであと15分……それまで持ってくれ」 そう自分に言い聞かせて歩き続けたが、出発前のカフェで飲んだ冷たいミルクティーが、完全に胃腸に仇となった。
しかし、温室のトイレは配管の清鎖(清掃)のため一時閉鎖の立て札が立てられており、最も近い別のトイレは正門近くまで戻るしかなかった。その広大な園内という物理的な檻が、私の便意をさらに加速させた。 最初はお腹をさすってやり過ごそうとしたが、無情にも第ニ波の朝(激しい)便意が下腹部を激しく襲った。冷たい脂汗が額からタラリと流れ、全身に鳥肌が立つのを感じる。
「ここで漏らしたら、大人の女性としてすべてが終わる……」 恥ずかしさと焦りから、心臓が爆発しそうなほど高鳴り始める。 チノパン of 中で、お尻の筋肉を極限まで締め付け、内もも同士を強く押し付け合った。 ゴロゴロと鳴るお腹の音に頭が真っ白になり、一歩を踏み出すのさえ恐怖に変わる。
限界が近づく逆(つれ)に、歩くこと自体が困難になっていった。 お尻の筋肉を極限まで締めつつ、少しでも圧迫を逃がすために上体を前に倒し、膝を震わせながら耐え忍ぶ。 「神様、どうか痛みを引かせてください……」 心の中で何度も祈るが、便意の波は容赦なく括約筋を直撃し、今にも熱いものが漏れ出しそうだった。
ついに限界を悟り、私は人通りの途絶えた温室裏手にある鬱蒼とした竹林の中へと滑り込んだ。 周囲を気にしながらパンツを引き下げ、冷たい地面に向けて全てを一気に解放した。 熱いものが流れ出した瞬間のあの全身の余分な力が抜ける感覚と、後ろめたさに満ちたスリルは今でも忘れられない。 今でも新緑の山を歩くたび、あの竹林での極限の恐怖と、股の奥がキュンとする痛みを思い出す。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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