修学旅行の事前集会
初夏の午後2時、修学旅行を翌週に控えた学年集会が体育館で開かれていた時のことだ。私たちは板張りの床に体育座りをし、しおりを見ながら説明を聞いていた。 ……その時、斜め前の席に座っていた女子生徒が目に入った。
年齢は16歳、高校2年生。白いワイシャツに、チェックのスカートを穿いている。黒髪のミディアムヘアで、いつもおとなしく成績優秀な生徒だ。 集会が始まって30分が経った頃、彼女の様子が急激に変わり始めた。
体育座りをしている両膝が、小刻みに揺れ始めたのだ。 彼女は自分の両手で膝をぎゅっと抱え込み、時折、お尻を床から浮かせるようにして身を悶えさせていた。 青ざめた顔からは冷たい汗がにじみ、きつく結んだ唇を噛みしめて必死に耐えているのが分かった。間違いありません、彼女は猛烈な尿意と戦っている。
学年主任の厳しい説明が続く中、席を立ってトイレに行く勇気が出ないのだろう。 見てはいけないと思いつつも、彼女のスカートの裾が不自然に揺れ、内股をこれでもかと擦り合わせている様子から目が離せなくなってしまった。私の心臓はドクドクと高鳴った。
尿意の波が彼女を直撃した。 彼女はついに体育座りを崩し、両足をきつくクロスさせて床に直座りした。 「はぅ……」 かすかな衣擦れの音とともに、彼女の呼吸が一段と荒くなるのが静かな体育館に響いた。 集会が終わって解散の指示が出た瞬間、彼女は立ち上がることができず、友人に支えられながら崩れるような足取りで体育館の非常口から外へ消えていった。
今でも体育館の冷たい床の感触を思い出すたび、あの時の彼女の限界の表情と、私の胸を焦がした密やかな高揚感が蘇る。
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