排泄物語

深夜の薬学実験室での孤独

投稿者: 学校シチュエーション・エピソード集(エピソード151-200)1分で読めます閲覧 1,2814.3(4件)

凍てつくような12月の木曜日、午後8時を過ぎて静まり返った薬学部の実験室でのことだ。私は明日締め切りの実験レポトの最終データを出すため、暖房の切れた実験室で一人顕微鏡に向き合っていた。 最初の異変は、顕微鏡のピントを合わせ始めた直後の、お腹の底をギューッと雑巾のように絞られるような突然の便意だった。

「このサンプルの測定が終わるまであと20分。そこまで我慢してトイレに行こう」 しかし、それが最悪の選択だった。 実験室の無機質な冷気が白衣を通り抜け、私の胃腸を容赦なく冷やしていった。 お腹がゴロゴロと不穏な音を立てるたび、冷たい汗がにじみ、激しい痛みの波が押し寄せた。

「ここで測定を中断したら、今日の数時間の苦労がすべて無駄になる……」 その焦りが私を実験台の椅子に縛り付けた。 私は白衣の裾の下で両足をきつく交差させ、お尻の筋肉を極限まで締め付けた。 括約筋をこれ以上ない力で締め、頭の中で「早く測定が終わって」と祈り続けた。

便意の第2波はさらに強烈で、お腹の底から何かが一気に押し寄せてくる感覚だった。 私は椅子の端に座り直し、少しでも圧迫を逃がすために腰を浮かせながら限界を耐え忍んだ。 額から流れる冷や汗が顕微鏡のレンズを曇らせそうになり、呼吸が荒くなる。恥ずかしさと極限の我慢のスリルに、脳が熱くなる。

測定完了のブザーが鳴った瞬間、私は椅子から立ち上がろうとしたが、お腹の激痛で一瞬硬直した。 なんとか腰を引き、お尻をかばう姿勢で廊下の奥にあるトイレへと早歩きで駆け込んだ。 便座に座り、お腹の圧迫が一気に解放された時のあの全身がとろけるような感覚。

今でも深夜の静まり返った実験室の匂いを感じるたび、あの時の冷や汗と、壊れそうだった自分自身の限界を思い出して胸が熱くなる。

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