全校集会での長話と異変
厳しい寒さが残る2月の月曜日の午前9時、高校の体育館でのことだ。私は週に一度の全校集会に出席し、冷え切ったフロアで整列して校長先生の話を聞いていた。 体育館は底冷えが厳しく、生徒たちの吐く息が白く曇っていた。 ……その時、私の二つ斜め前の列に並んでいた女子生徒が目に入った。
年齢は17歳の高校2年生、普段からお洒落で上品な雰囲気の女性だ。冬服のセーラー服に紺色のプリーツスカトを穿き、黒のタイツを穿いていた。 集会が始まって20分が経過した頃、彼女の様子が急変した。
彼女は整列したまま、不自然に上体を前に倒し、お腹を抱え込むような姿勢を取り始めたのだ。 足元は内股になり、お尻の筋肉を限界まで締め付けるようにして、交互に踵を上げて身をよじっている。 顔からは完全に血の気が引き、きれいに整えられた眉が苦しげに八の字に歪んでいた。 間違いない、彼女は急激な腹痛と便意の波に襲われている。
全校生徒が整列している静寂の中で、列を抜けて途中退出することは、恥ずかしがり屋の彼女にとって非常に抵抗があるのだろう。 見てはいけないと思いつつも、彼女の太ももが限界の緊張で強張り、お尻をきゅっと締め付けている様子に私の心臓はドクドクと早く脈打った。 便意の第2波が彼女を直撃する。
「っ……」と喉の奥で押し殺した呻き声が漏れ、彼女はお尻をかばうように少し前かがみになり、全身を硬直させた。 集会が終了して解散の号令がかかった瞬間、彼女は整列もそこそこに、お尻を隠すような姿勢で体育館の出口へ飛び出し、廊下のトイレへと急いで消えていった。
今でも体育館の冷たい空気を感じるたび、あの時の彼女の限界の表情と、私の胸を焦がしたあの日の密やかな高揚感が蘇る。
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