家庭科室での実技テト
梅雨の湿気がまとわりつく6月の放課後、午後4時の高校の家庭科室でのことだ。私は調理実習の追試を受けるため、調理台の前で材料の測定を行っていた。 家庭科室内は換気扇の音が静かに響き、調理用の火の熱気が漂っていた。 ……その時、私の斜め前の調理台で作業していた女子生徒が目に入った。
年齢は16歳の高校1年生、大人しくて優等生風の女性だ。夏服の白いブラウスにチェックスカトを穿き、長い黒髪を後ろできれいに結んでいた。 実習が始まって20分が経過した頃、彼女の様子が急変した。
彼女は調理台の前で、両脚をぴたりとくっつけ、もじもじと内股を擦り合わせ始めたのだ。 食材を切りながらも、彼女はエプロンの下で、片手でスカートの裾をぎゅっと握りしめていた。 青ざめた首筋には冷たい汗がにじみ、時旧「はぅ……」と小さく漏れる苦しげな吐息が聞こえた。 間違いない、彼女は急激な尿意と戦っている。
この調理テトは調理手順を最後まで終わらせるまで席を離れることができないという暗黙のルールがあり、彼女は自分の責任から途中で退室することができなかったのだろう。 見てはいけないと思いつつも、彼女の膝の小刻みな震えや、時折漏れる苦しげな吐息に私の心臓はドクドクと早く脈打った。 尿意の第2波が彼女を襲う。
彼女はついに包丁を持ったまま調理台に寄りかかり、両太ももを限界まで交差させて全身を硬直させた。 テストが終了した瞬間、彼女は片付けを周囲に任せ、前を必精に押さえながら小走りで廊下のトイレへ逃げ込んでいった。
今でも調理室の独特の匂いを嗅ぐたび、あの時の彼女の限界の背中と、私の胸を焦がしたあの日の興奮を思い出す。
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