排泄物語

デッサン室の居残り

投稿者: 学校シチュエーション・エピソード集(エピソード151-200)1分で読めます閲覧 9683.2(5件)

秋風が冷たく吹き抜ける10月の放課後、午後6時前の高校の美術室でのことだ。私は数日後に迫った作品提出のため、誰もいない静かなデッサン室で一人ノートに向き合っていた。 最初の異変は、シャーペンを動かし始めて30分ほど経った頃の、下腹部をギューッと締め付けるような尿意だった。

「このデッサンを終わらせるまであと10分。そこまで我慢してから席を立とう」 しかし、それが最悪の選択だった。 暖房が入っていない古い美術室は急速に冷え込み、冷気が足元から走ってきて私の膀胱を容赦なく冷やした。 小康状態だった尿意は、より凶悪な第2波となって下腹部を激しく締め付けた。

「やばい、本当に漏れるかもしれない……」 全身から冷たい汗が吹き出し、背中にはゾクゾクと鳥肌が立つ。 デッサン室からトイレまでは長い廊下を渡らなければならず、その距離が私の焦りをさらに煽った。 私は制服のスカトの下で両足をきつく交差させ、内ももをぎゅっと擦り合わせることで必死に耐えた。

括約筋を極限まで締め、頭の中で「早くデッサンが終わって」と祈り続けた。 膀胱が限界まで膨らみ、破裂寸前の水球を必精に筋肉の栓で抑えているような感覚だ。 漏らしそうな恥ずかしさと、極限状態で限界を堪えるスリルに、頭の芯がジーンと痺れる感覚が混ざり合った。

ついに作業が終わり、私はノートを閉じると、両手で前を押さえながら、おぼつかない足取りで廊下を走り、トイレへと滑り込んだ。 個室に入って便座に腰を下ろし、一気に温かいものが解放された瞬間の、あのとろけるような快感。

今でも夕方の静まり返った古い校舎を通るたび、あの時の冷や汗と、限界の尿意に震えていた股の奥の痛みを思い出す。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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