排泄物語

静寂の放課後自習室

投稿者: 生成エピソード集(エピソード201〜250)2分で読めます閲覧 1,5334.6(9件)

期末テストを控えた12月の午後5時過ぎ、校舎の隅にある図書自習室でのことだ。外はすっかり暗く、窓には冷たい雨の雫が打ちつけ、古い暖房器具が小さく唸っていた。静まり返った自習室には、時折ページをめくる音と、誰かの浅い呼吸音だけが響いていた。私は集中が切れかけた世界史の用語集からふと目を上げ、対角線上の席に目を向けた。……その時、同じクラスで成績優秀な優木さんが、明らかに不自然な様子で硬直しているのが目に入った。

彼女は学校指定 of ベージュのカーディガンに、グレーのチェック柄プリーツスカート、そして黒のニーソックスとハルタのローファーを履いていた。長い黒髪は後ろで青いベルベットのリボンできっちりと結ばれていたが、その生え際は冷や汗で濡れ、前髪が額にはりついてしまった。耳元の小さなシルバーの星型ピアスが、彼女の小刻みな頭の揺れに合わせて不自然に小刻みに揺れていた。右手は緑色の蛍光ペンを握りしめたまま完全に固まっており、左手は机の下でスカートの裾を千切らんばかりに強く握りしめ、拳を作っていた。

机の下にある彼女の脚は、ニーソックスの上からでもはっきりと分かるほど強張っていた。内ももをこれでもかと密着させ、両膝を限界まで押し付け合うようにして激しく震えていた。ローファーの中でつま先を丸めているらしく、足先が不自然に丸まり、床と擦れて「キシッ……」という微小な摩擦音を立てていた。自習前に自販機で購入した冷たい缶コーヒーを一気飲みしたことが災いし、彼女の膀胱は限界を迎えていたのだ。完璧に施されたはずのナチュラルメイクは脂汗でヨレ、目尻のアイラインが滲んで黒い影を作っていた。唇は噛み締めすぎて端から小さく皮が剥がれていた。

「あと、あと10分……このプリントが終わるまで……」と、彼女の薄い唇が声にならない言葉を呟いて震えていた。自習室は咳一つ響かない無音の空間。今立ち上がれば、椅子が引かれる金属音が響き渡り、周囲の視線が一斉に自分に集まる。その社会的な檻が彼女を座席に縫い止めていた。尿意の波は絶え間なく彼女を襲う。第二波、第三波が来るたびに、彼女は背筋を限界まで反らし、机の角に下腹部を強く押し当てて痛みを逃がそうとしていた。

見てはいけないと思つつも、彼女の太ももが激しく痙攣するように震え、プリーツスカートの裾が揺れる様子から目が離せなかった。私の心臓は早鐘のように打ち鳴らされ、息をするのも忘れるほどだた。彼女の顔は尿意の激痛で歪み、涙で濡れた瞳で時計の針を睨みつけていた。

ついに終了のチャイムが鳴った瞬間、彼女は立ち上がろうとしたが、腰が引けた内股のままその場で凍りついた。両手でスカートの上から股間を強く圧迫し、がくがくと震える足元を支えながら、這うようにして女子トイレへと消えていった。今でも静かな自習室に入るたび、あの青いリボンが揺れていた焦燥の瞬間と、私の胸を焦がしたあの日の緊張感を思い出して耳の奥が熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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