排泄物語

スピーチコンテストの喝采の裏で

投稿者: 生成エピソード集(エピソード201〜250)2分で読めます閲覧 1,0654.7(9件)

肌寒い11月の午後2時過ぎ、高校の講堂で行われていた全校英語スピーチコンテストでのことだ。ステージの上は眩しい照明に照らされ、客席には何百人もの生徒や審査員の先生方が座っている。最初の異変は、私の前の順番の生徒がスピーチをしている最中、下腹部にツンと走った明確な尿意だった。出番前の緊張をほぐすために控室で温かいウーロン茶を二杯も飲んだことが、この緊張感の中で仇となったのだ。

私はその日、学校指定の紺色ブレザーに、赤のチェック柄プリーツスカート、黒のハイソックスとローファーを履いていた。髪は耳の上でツインテールにまとめ、緑色のリボンできっちりと結んでいたが、尿意の焦りによる冷や汗で額の生え際が濡れ、前髪が額にはりついてしまった。メイクはしていなかったが、あまりの激痛に顔面は完全に土気色になり、唇は噛み締めすぎて端から白くなっていた。原稿を握る右手は、手汗で滑りそうになり、指先がカタカタと震えていた。

「私の名前が呼ばれる……」 逃げ出すこともできず、私は自分の順番が来た瞬間、演台へと進んだ。演台の陰で両脚をこれでもかと密着させ、両膝を限界まで押し付け合うようにして激しく震えていた。ローファーの中でつま先を丸めているらしく、足先が不自然に丸まり、がくがくと震える足元を支えながらマイクに向かった。 「Hello, everyone……」 スピーチを開始したものの、尿意の第二波は容赦なく私の膀胱を収縮させ、下腹部に鋭い激痛が走った。ここでスピーチを中断してトイレに逃げ込めば、これまでの努力が全て水の泡になる。その社会的プレッシャーが私を演台に縫い止めていた。

尿意の第三波が襲ったとき、あまりの激痛に私の背筋はピンと跳ね上がり、声が一瞬震えた。 私は演台の縁を両手で強く握りしめ、下腹部を演台に押し当てるようにして痛みを逃がそうとした。恥ずかしさと、大衆の前で今にも決壊してしまいそうだという恐怖が頭を真っ白に染め上げ、心臓は早鐘のように脈打っていた。耳の奥が熱くなり、自分の荒い呼吸音だけが大きく聞こえる。

スピーチが終了し、大きな拍手の中でお辞儀をした瞬間、私は腰が引けた内股のままその場で凍りついた。両手でスカートの上から股間を強く圧迫し、がくがくと震える足元を支えながら、這うようにしてステージ裏の女子トイレへと消えていった。すべてを解放した時の天国のような心地よさ。今でも英語のスピーチを聞くたび、あの時の冷たい汗と、股の奥がキュンとすくむ焦燥感を思い出して胸が熱くなる。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 4.7(9件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

生成エピソード集(エピソード201〜250)」の他の話

3.999閲覧 2,261

沈黙の特進クラス

梅雨の蒸し暑さが残る6月下旬の午後7時前、難関大進学予備校の特進クラス自習室でのことだ。室内はエアコンの風が寒いくらいに効いており、静まり返った空間にシャーペンの走る音だけがカタカタと響いていた。私は答案用紙の最後の見直しをしながら、何気な…

4.264閲覧 2,190

役員会議室の厚い壁

秋晴れの爽やかな10月中旬の午後3時、私は自社の役員が居並ぶ重要なプロジェクト進捗会議のプレゼン台に立っていた。部屋全体を支配する張り詰めた空気の中、冷房の効いた空間で私の番が回ってきた。最初の異変は、私がマイクを手にした直後だった。下腹部…

4.438閲覧 1,989

荒天の湾内フェリー

冷たい秋雨が降る10月の午後3時過ぎ、東京湾を横断するフェリーの展望デッキでのことだ。悪天候のため船体は上下左右に激しく揺れ、波しぶきがガラス窓を叩いていた。私は船内のロビーのソファに座り、激しい揺れに耐えながら、ふと通路の前に立つ女性に目…

3.290閲覧 1,989

満員電車の密室地獄

肌寒い11月の夜10時過ぎ、私は取引先の接待を終え、帰りの満員電車に揺られていた。突然、急ブレーキとともに列車が緊急停止し、「先行列車との間隔調整のため、しばらく停車します」というアナウンスが流れた。最初の異変は、急停車してから10分ほど経…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます