排泄物語

卒業式予行演習の極限状態

投稿者: 生成エピソード集(エピソード251〜300)2分で読めます閲覧 8893.3(3件)

冷たい木枯らしが吹きつける3月初旬の午前10時前、体育館の厳粛な雰囲気の中で、卒業式の予行演習が行われていた。冷え切った床からの冷気が、私の足元から這い上がってきた。最初の異変は、演習が始まって20分が経過した頃だった。下腹部の奥深くがギュルギュルと鳴り響き、冷たい激痛が走った。朝の緊張からか、慌てて胃に流し込んだ冷たいココアが、この最悪のタイミングで牙を剥いた。

私はその日、冬用の厚手のネイビーのセーラー服に、膝丈のプリーツスカート、そして薄手の黒いストッキングに黒のローファーを穿いていた。髪はすっきりとハーフアップにまとめ、白いリボンで留めていたが、冷や汗と脂汗がにじみ、前髪が額に貼りついて冷たくなっていた。指先は緊張と激痛で白くなり、膝の上で握りしめた拳が小刻みに震えていた。パイプ椅子の上で、私はストッキングを穿いた両脚を限界まで交差させ、内ももを激しく押し付け合った。

「ここで列を外れてトイレに行くなんて言ったら、全校生徒の前で一生の恥を晒すことになる……」。担任や学年主任の厳しい視線という社会的な檻が、私を椅子に強固に縫い付けていた。便意は波のように間隔を狭めながら押し寄せる。第二波、そしてより強力な第三波が来ると、私の下腹部に電流が走るような激痛が走り、背筋がピンと反るように強張った。お尻りりの括約きんを極限まで締め上げ、ローファーの中で足の指先を限界まで丸め込んだが、それでも漏れそうになる感覚に、顔が真っ赤になり、唇を噛み締めすぎて血の気が完全に引いていた。

「っ,ふぅ、はぁ……」と細く短い呼吸を繰り返し、脳内で必死の時間計算と我慢を重ねた。隣の席の女子生徒が私の不自然な動きを怪訝そうに見ている気配を感じ、恥ずかしさとスリルで心臓が破裂しそうなほど脈打った。

ようやく「起立、退場」の号令がかかった瞬間、私は腰を浮かせるようにして動こうとしたが、下腹部に激痛が走り、内股のまま凍りついた。両手で必死にスカートの上から股間を強く押し当て、がくがくと笑う膝を支えながら、何とかすり足で体育館を脱出した。廊下を這うように歩き、女子トイレの個室に滑り込んで温かいものが一気に解放された瞬間、涙が溢れ出た。今でも卒業式の音楽を聴くたび、あの時の冷や汗の匂いと、限界のプリーツスカートの震えを思い出して胸がキュンと締め付けられる。

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