排泄物語

桜満開の代々木公園と果てしない列

投稿者: 生成エピソード集(エピソード251〜300)2分で読めます閲覧 8174.0(5件)

うだるような暑さが残る8月の夕方6時前、私は標高の高い高原のキャンプ場にいた。山の夜は急激に冷え込み、昼間の猛暑との寒暖差で周囲には深い霧が立ち込めていた。最初の異変は、夕食のバーベキューを終えて片付けをしている時だった。下腹部にじわじわと冷たい痛みが走り、次の瞬間、激しい熱を帯びた便意が私の内臓を掴み上げた。昼間にかき氷や冷たい炭酸水を飲みすぎたのが、ここに来て一気に胃腸を刺激し始めたのだ。

私はその日、アウトドアブランドの撥水ナイロンパーカーに、ショートパンツ、柔軟で頑丈なグレーのトレッキングタイツを穿いていた。足元は頑丈なハイキングシューズ。髪は動きやすいようにアクティブなポニーテールに結んでいたが、冷や汗と湿気で額にはりついた前髪が乱れていた。ランタンを持つ私の右手は、緊張と恐怖で白くなり、指先がカタカタと震えていた。

「早くトイレに行かないと……」と焦る私の前に立ちふさがったのは、キャンプ場の管理棟 of トイレのドアにかけられた「清掃中・一時閉鎖」の看板だった。もう一つのトイレは森の奥にあり、歩いて10分以上かかる。この広大な自然の密室という、絶対に逃げ出せない社会的状況が私の精神を追い詰めていく。今ここで漏らせば、大人の社会人としての尊厳は完全に失われる。その恐怖から、心臓はドラムのように激しく打ち鳴らされ、息を吸うことすら困難になっていた。

便意の波は容赦なく押し寄せ、お腹の中で暴れる便意の波は、もはや誤魔化しの利かない第三波に達していた。私はタイツの中で内ももをぎゅっと押し付け合い、つま先立ちになってお尻の筋肉を限界まで締め上げた。激痛の第二波が来た瞬間に、私は上体を深く折り曲げ、下腹部を両手で強く押さえ込みながら、その場にもじもじと足踏みをして耐えるしかなかった。

顔からは完全に血の気が失せ、メイクは汗でぐずぐずに流れ落ちていた。恥ずかしさと、破裂寸前の下腹部を必死に抑え込むスリルが頭の中で混ざり合い、耳の奥がカッと熱くなっていく。周囲のキャンパーに見られているかもしれないという羞恥心が、余計に便意を刺激した。ようやく清掃が終わり、ドアが開いた瞬間、私は個室へ滑り込んだ。便座に座り、温かい水分が勢いよく放出された瞬間の、頭が真っ白になるほどの解放感。今でもキャンプの夜風を感じるたび、あの時の冷や汗の冷たさと、股の奥がキュンとすくむような恐怖を思い出す。

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