排泄物語

山間部のバス停留所

投稿者: 生成エピソード集(エピソード351〜400)2分で読めます閲覧 1,7733.7(12件)

紅葉が始まった10月の中旬の日曜日、午後3時過ぎの山間部にあるバス停留所でのことだ。周囲はトレッキング帰りと思われる観光客で少し賑わっていたが、バスは遅延しており、停留所のベンチには私ともう一人の女性だけが立っていた。……その時、隣に立っていた女性が目に入った。

年齢は二十代後半のハイキング客らしい女性。ベージュのマウンテンパーカーに、タイトな黒のストレッチパンツ、そしてトレッキングシューズを履いていた。髪は後ろでゆるくお団子にまとめられていた。しかし、彼女の様子に明らかな異変が現れた。

彼女はストレッチパンツの上から、両手で股間のあたりを強く挟み込むようにして、もじもじと脚を動かし始めたのだ。周囲には他に逃げ場となる建物はなく、次のバスが来ない限りトイレに行くことはできない。彼女はスマートフォンの時刻表を何度も確認していたが、その指先は白く震えていた。

ストレッチパンツの生地がパンパンに張るほど、彼女は両腿をきつくすり合わせ、膝を内側に折り曲げて小刻みに震えていた。額からは冷や汗の粒が浮き上がり、きれいに整えられた眉は苦しげに八の字に歪んでいた。寒さで赤くなった鼻先とは対照的に、頬の血の気は完全に引き、時折、痛みに耐えるようにギュッと目をつぶっては、薄い唇を強く噛み締めていた。

彼女は、猛烈な尿意と戦っていた。バスが遅れており、いつ来るか分からないという絶望的な状況と、周囲に他の観光客がいるという社会的圧力が、彼女をその場に縫い止めていた。

尿意の波が押し寄せるたび、彼女は「はぅ……っ」と熱く荒い吐息を漏らし、腰を低く落としてお腹を抱え込むようにして必死に耐えていた。見てはいけないと思つつも、彼女の細い太ももが限界の緊張でがくがくと震え、パンツの裾が不自然に揺れる様子から目が離せなかった。私の心臓はバクバクと激しく脈打ち、喉が乾いて仕方がなかった。

ついに遠くからバスのヘッドライトが見えた瞬間、彼女はホッとしたように全身の力が一瞬抜けた。しかし、その瞬間に尿意が極限に達したのだろう。彼女は「あっ……」と小さく声を漏らし、内股のままその場で動きを止めてしまった。両手で股間を強く押さえ、顔を真っ赤にして必死に耐えている姿は、今でもあの時の彼女の限界の震えを思い出して胸がゾクゾクとする。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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