排泄物語

山上の古寺と深まる秋の便意

投稿者: 生成エピソード集(エピソード401〜450)1分で読めます閲覧 9364.1(7件)

紅葉が山々を彩る11月の日曜日、午後1時すぎの京都の山奥にある有名な古寺でのことだ。観光客で混み合う境内は冷たい秋風が吹き抜け、足元からじわじわと体温を奪っていった。私は長い石段を登り終え、本堂の拝観受付の列に並んでいたが、急激な冷え込みと登山の疲労が重なり、下腹部の奥深くでズンと重い鈍痛が走った。

それは胃腸が冷え切って引き起こされた、急劇な下痢の第一波だった。私はその日、オリーブグリーンのマウンテンパーカーに、タイトな黒のスキニーデニムパンツ、そしてトレッキングシューズを履いていた。髪はすっきりとポニーテールに結んでいたが、腹痛による冷や汗で額の生え際からだらだらと汗が流れ落ち、首元の襟元を濡らしていた。顔からは完全に血の気が引き、鏡を見ずとも土気色になっているのが自覚できた。

周囲には歴史的な重要文化財が立ち並び、多くの観光客が静かに拝観しているため、大声を出したり走り回ったりすることは許されないという強烈な社会的圧力が、私をその場に縫い止める檻となっていた。

便意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、お尻の括約筋は限界値を迎えていた。私はデニムパンツの中で、両腿をこれでもかと密着させ、両膝を内側に極端に曲げて、もじつきながら全身を小刻みに震わせていた。トレッキングシューズのつま先を石畳に強く押し付け、何とか決壊を防ごうと必死で耐えた。顔の筋肉は苦痛で歪み、奥歯を噛み締めすぎて顎の骨が痛むほどだった。額から流れる汗がアイブロウを溶かし、目に入ってしみるが、それを拭う余裕すらなかった。

「あと5分、この拝観受付が終わるまで……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、お腹のゴロゴロという不快な蠕動運動が響くたびに心臓が激しく脈打ち、焦りで頭が真っ白になった。恥ずかしさと、この大衆の面前で今にも漏らしてしまいそうだという恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。見てはいけないと思つつも、自分の限界の太も目の震えと、パンツの裾が不自然に揺れるスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。

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