日没のアトラクショん待ち列で
11月の肌寒い日没の午後5時すぎ、人気の屋外テーマパークのアトラクション待機列でのことだ。夕暮れの冷たい風が吹き抜け、地面からの冷気で足元からじわじわと体温が奪われていた。私は友人たちと行列に並んでおり、アトラクションに乗車するまであと40分という案内看板が見えた。最初の異変は、並び始めて20分が経過した頃に訪れた。
下腹部の奥深くで、ズキズキとした鋭い尿意の波が突然襲ってきたのだ。寒さを凌ぐために何度も口にしていた温かいほうじ茶が、完全に災いした。列はロープで複雑に区切られており、一度外に出れば、また最初から並び直さなければならない。一緒の友人に迷惑をかけたくないという強い同調圧力が、私をその場に留まらせる檻となっていた。
私はその日、白いニットのトップスに、タイトな黒のデニムスカート、そして足元は薄いストッキングにショートブーツを履いていた。髪はすっきりと一つ結びにしてまとめていたが、寒さによる冷えとは明らかに違う冷たい汗が吹き出し、トップスの背中部分がじっとりと張り付いた。手元にはマフラーを持っていたが、それを握りしめる両手は緊張で真っ白になり、指先がカタカタと小さく震えていた。顔は土気色になり、アイブロウが汗で溶けて目に入ってしみた。
尿意は波となって容赦なく押し寄せ、膀胱を限界まで膨らませる。私はスカートの下で両脚を交差させ、内ももをこれでもかと締め上げた。ブーツのつま先に力を込め、お尻の筋肉を極限まで硬直させた。尿意の第2波が来た瞬間、お腹に激しい差し込みが走り、声が震えそうになるのを必死で抑えた。「大丈夫、あと少しで建物内に入れる……」と自分に言い聞かせるが、呼吸は浅く荒くなり、心臓が鼓動を激しく刻んでいた。
「お願いだから、早く進んで……」と心の中で念じながら、前方の列の進み具合を何度も確認する。しかし、前には何十人もの人が並んでおり、一歩進むのに数分もかかる。お腹を少しでも押さえたかったが、周囲の目があるため、腕を組んで不自然に肘をお腹に押し当てるししかかった。恥ざかしさと、破裂寸前の下腹部を必死に抑え込むスリルが頭の中で混ざり合い、耳の奥がカアッと熱くなった。
ついにアトラクションの建物に入る直前、決定的な第3波が襲ってきた。私は「っ……!」と息を止め、その場に立ち尽くした。両手でスカートの裾を握りしめ、前を隠すように腰を低く落とす。膝が激しく笑い、内ももをきく押し付けても尿意を抑えきれない。結局、私は列を離脱し、内股のまま奇妙に腰を回すような歩き方で、園内のトイレへと急いだ。個室の便座に座り、すべてを放出した瞬間の激しい安堵感は忘れられない。今でもテーマパークの行列を見るたび、あの時の冷や汗の匂いと、股の奥が引き締まる恐怖を思い出す。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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