静寂のPC自習室、迫り来るお腹の雷鳴
秋風が窓を揺らす11月の午後4時前、大学の情報処理センターPC自習室でのことだ。室内にはただ、キーボードの乾いた打鍵音と、PCファンの低い動作音が微かに響くだけの張り詰めた静寂が支配していた。私は明日のレポート締め切りに向けて必死にパソコンに向かっていたが、極度の緊張と冷えが完全に仇となった。
実験開始の1時間前、急いでかき込んだ冷たいサンドイッチと冷たい緑茶が、この最悪のタイミングで私の胃腸に牙を剥いたのだ。下腹部の奥深くでズズズ……と鈍い地鳴りのような便意が走った。「まだ作業が半分しか終わっていない。あと30分だけ……」と自分を奮い立たせようとしたが、その直後、胃腸を直接冷たい手でギュッと絞り上げられるような、第一波の激しい激痛が襲ってきた。
私はその日、薄手の白いケーブルニットに、深緑色のコーデュロイタイトスカート、そして黒のタイツにローファーを穿いていた。髪はすっきりとハーフアップに結んでいたが、冷や汗がにじんで首元がじっとりと濡れ、ニットの襟元が張り付くのが分かった。顔からは完全に血の気が引き、鏡を見ずとも土気色になっているのが自覚できた。
PC自習室は満席で、立ち上がって席を立つだけで周囲の学生の注目を浴びてしまうという強烈な社会的圧力が、私を座席に縛り付ける檻となっていた。
便意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、お尻の括約筋はすでに悲鳴を上げていた。私はコーデュロイスカートの中で両腿をぎゅっと交差させ、内もも同士を強く押し付け合って耐えた。キーボードを叩く右手は汗でベタつき、指先が白くなるほど強張っていた。
「あと10分、あと5分だけ持ってくれ……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、お腹のゴロゴロという不快な蠕動運動が響くたびに心臓が激しく脈打ち、焦りで頭が真っ白になった。見てはいけないと思つつも、自分の限界の太も目の震えと、スカートの裾が不自然に揺れるスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。
ようやくレポートを保存し、シャットダウンした瞬間、私はお尻をかばう極端な内股の歩き方で廊下へと飛び出した。一歩歩くごとに、お尻の奥で熱い塊が出口を求めて激しく自己主張し、涙目で顔を歪めながら個室へ駆け込んだ。便座に腰を下ろし、すべてを排出した瞬間のあの圧倒的な解放感は、今でもPCの起動音を聞くたびに下腹部の奥をキュンと熱くさせるほどだた。
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